名木(式場看板)に見るお葬式の変遷 | 伊丹のおくりびと

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伊丹市の幸せ創造企業 速水葬祭二代目創業者 速水英城です。
色んな所で様々な人々に支えられご縁を頂き毎日を過ごしています。
感謝を込めて綴ります。

都市部の暮らしにおいて

集団から個へと価値観が移る事による社会的弊害は別の機会に置いといて

お葬式もまた集団から個へとシフトしています



例えば式場入り口に立てる名木看板

一枚板の木製の看板に墨字で書いていた時代から化粧板にカッティングプロッターで切り抜いた文字を張るようになったという技術的な変化(墨字を書ける人が減った)の他に

その大きさの違いににお葬式の変化を見てみましょう。



一般的なお葬式の場合

お寺や集会所、自宅などの入り口に立てる名木看板

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背が高いのは前に人が立っても見えるようにだろか

 

 

 

人がたくさん集まるお葬式の時は看板も背が高くなる

 

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その昔、住んでいる地域で働き暮らしていた頃


お葬式は隣保や同行(どうぎょう)で取り仕切り

参列するのは親族と近隣地域の方々が主だった。

 

 

 

 

 

時代が流れ、サラリーマン文化が花を開き

 

働く場所が地域から都市部に移り


住んでいる地域社会での地縁や人の縁が薄まり

 

お葬式も葬儀業者が取り仕切るようになり

 

参列者も地域の方々より会社関係が主になる事が増えた




そして家族葬の普及

 

 

 

 

超高齢化社会による死亡年齢の高齢化で

亡くなった人だけじゃなく、喪主までもが定年を迎えて現役を退いておられる場合も少なくない

そうなると会社関係の参列者も少なくなり

 

おのずと家族葬になる

 

 

 

家族葬になると式場の前に人だかりもできないので名木看板もちいさくなる。

 

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大手葬儀社では名木看板自体を立てず、小さな名札を使用する業者も出てきている



他方では

自社会館にしても地域の集会所にしても

近隣住民への配慮で式場外での装飾や設備を簡素化する傾向もあるけど

お葬式の小規模化に伴って名木看板も小さくなってきていますね



さて、この先お葬式はどう変わっていくのでしょうか

お客様がどの様なご要望をお持ちなのか

お客様がどの様な事で不自由を感じておられるのか

注意深く丁寧に見守り続けたいと思います