「食べ方まで規制出来ますか?」生レバのはなし。 | 伊丹のおくりびと

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伊丹市の幸せ創造企業 速水葬祭二代目創業者 速水英城です。
色んな所で様々な人々に支えられご縁を頂き毎日を過ごしています。
感謝を込めて綴ります。


朝から一頻り降った雨もやみ、

蝉の大合唱が響く蒸し暑い金曜日、

みなさん如何お過ごしでしょうか?

おつかれさまです、速水です。




2012年の7月から牛肝の生食を規制する法令が決まりましたね。




生レバが好きとか嫌いとかじゃなく、



生食が良いとか悪いとかじゃなく、



日本における生レバは万葉集にも登場する

古くからの食文化なんです。




焼肉チェーン店の社長が演出バリバリで

土下座している姿を覚えて居られる方も多いと思います。




あの事件の被害者の心情を考えると胸が痛みます。




生食をする時は体調管理、自己責任だと思いますが

今回の事はお金儲けをの為にお客様を騙していた人達の責任だと思います。




チェーン店は嫌いです。




問題は生食を規制した法令。




ご存知でしょうか?

年間の国内における食中毒のうち

牛レバーがしめる割合は約1%なんです。

生鮮魚介類による食中毒の20分の1以下なんです。

もちろん卵によるサルモネラ中毒よりも少ないんです。




それなのに生レバだけが規制されるのはどうしてなんでしょうね?




規制する側を見ると

なんでも人のせいにする日本人が増えている中で問題が起こる



厚労省としての管理責任を問われる



責任回避



転ばぬ先の杖。




厚労省が生食を禁止してれば

もし何か有っても厚労省は問責されない。




ただそれだけ。




身体に悪いアステルパームやトランス脂肪酸は

大手からお金が流れているから規制せずに

叩きやすい所だけ叩く厚労省の姿勢。




日本の食文化が厚労省による責任逃れの被害者になっていると思います。




この規制を受けて
「地下生レバ」や

「闇生レバ」が蔓延するかと思っていたんですが


経営努力で頑張って下さっている商店もあります。




昨夜頂いた「焼き塩レバ(胡麻油付き)」

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焼いて食べるかどうかは消費者の自己責任です。




もちろん僕が大好きなユッケも

伊丹のおくりびと

生食提供の規制されている部位は使わず

規制がかかっていない部位を使って

メニューは残して下さっています。




これこそ店主さんの努力と覚悟だと思います。

愛ですね。




昨日同席した友人は

「今日は疲れているから」

と、生は食べませんでした。




それで良いんです。

それが大切なんです。




食べ方まで規制されて堪るか!!です。




こんなゴミみたいな法令がまかり通る世の中、




そのうち生卵も規制がかかって

お店では「加熱用」って書いた卵しか売れなくなり

卵かけご飯が食べられなくなってしまいそうですね。




そう言えば大手牛丼チュエーン店は

夏季は生卵をテイクアウトさせてませんね。




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