結局仮通夜だったこの日は全員帰る事に決まる。
そう、母はそう言う人だった。
母のせいにする訳ではない。
今、母が話せたらきっと「帰れ」と言うだろう。
7年前の父の通夜の時も泊まりたがっている子供4人を
全員帰らせて独りでお寺に残った母
とは言ったものの、
この夜は
もしかしたら誰かお参りに来るかもしれないからと思い
僕と妻の二人で事務作業などしながら9時頃まで残っていた。
しかし、、、
全く誰も来る気配がない。。。
「帰ろうか」と二人
「そうや、帰り帰り、今夜くらいしかゆっくりでけへんで」
と母の声が聞こえるようだ。
さくらホール、メインの入り口は施錠して
脇の扉だけを念のため開けておいた
ところで
翌日は娘の遠足。
水筒を新しく買ってあげようと思っていたけど無理だった。
お弁当ネタを買う暇もなかったので
こんな時間に買い物をして帰宅。
そして案の定、
自宅に帰り着いた途端携帯が鳴る。
従兄弟が母の顔を見に来てくれたようだ。
戻るのにも時間がかかるし、
親しい相手だったので横の扉が開いている事を伝え
お参りしてくれるように伝える。
従兄弟の事が気にはなりながらもビールを飲んでいた
あ、あかんっ!
お葬式の受付の手伝いを頼むのを忘れていた。
慌てて同友会とPTAで縁の有る柴田会長に電話。
妻は中山石渠さんや花屋さんに電話。
うむむむ、、、
難しいのか、、
難しいなあ、、。
すっきりと決まらない、、、。
そうこうしていると
11時半くらいにまた携帯が鳴る。
今度は両親が経営していた
「伊丹マッサージセンター」を支え続けて下さった方だ。
僕を育ててくれた二人だ。
妻にさくらホールに行く事を伝え送ってもらう。
脇の扉から入り、お参りして下さっていた二人と
思い出話をしたり、最期の状況など暫く話す。
この3人で膝を突き合わせるのは久しぶりだ。
一頻り話した後、二人を見送り、妻の迎えで帰宅した。
まだ受付の問題は解決していない。。
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