暑すぎた夏が終わったと思ったら
あっという間に運動会シーズンです。
明日、来週末、再来週末。3週続けて運動会です。
表題のはなし。
仏教に限った話ですが
四十九日が3ヶ月にまたがったらだめ。
老若男女を問わず、そう思っている人が多い
「理由をご存知なんですか?」
と聞いても殆どの方99.9%が解らないと言う。
弔辞事に特に多いと思っているんですが
由来も知らず、理由も無く信じている。
「昔からそう言うやん!」
「みんなそうしてるやん!」
殆どの方がそう仰られます
そう言って3ヶ月にまたがる時は
三十五日(5回目の逮夜参り)で切り上げる。
でもね、
月末に亡くなった方は三十五日で切り上げても
3ヶ月にまたがってしまうんですが、、、。
本当の理由はこうです。
諸説色々有りますが
一番有力なお話しをします。
その昔、大阪の地。
いわゆるナニワのあきんどさん
彼らはもの凄く「ゲン」を担ぎます。
例えば
午前中に集金に行くと嫌がられる。
など、
事のはじめを非常に大切にされます。
そんなあきんどの皆さんは中陰の間は
喪に伏す意味でお店を閉めておられました。
そして、三ヶ月目。
その月の初旬が喪中だとその月は
「ゲン」が悪い月だということで
三ヶ月目のその月もひと月お店を閉めていました。
そうすると、
収入が無い月がひと月多いと大変ですよね。
そこでひと月でも早く商いを再開させる為に
うまい事語呂合わせを作ってそれを言い訳に
ひと月早く商いを再開させる事にしました。
その語呂合わせがこちら、
「四十九日が三ヶ月にまたがる」
↓
「四十九日が三月(みつき)」
↓
「四十 九 が みつき」
↓
「始終 苦 が 身に付く」
そう
四十九日が三ヶ月にまたがると
「始終苦が身に付く」
と言う理由を作って
中陰期間を省略する風習を広めたのです。
いかがでしょうか?
皆さんには関係のない話ですよね。
もし本当に中陰の期間中、
商いを止めているのなら何も言いません。
中には厳しいと言うか正しいと言うか
省略を認めない住職さんもおられます。
僕もお客さんに事の説明をします。
そして、(浄土真宗以外)
「亡くなった方はそのタイミングによって
早く成仏したりするんですか?」
とお聞きします。
そして、
「あれは、あくまでも生き残った者の横着なんです。
さっさと新仏さんを片付ける為の言い訳なんです」
ご事情がお有りならこれ以上は言いませんが
「今は省略してしまったけど
今度落ち着いたらその時はちゃんとしよう。」
と言う話は有りませんよね?
とお話しします。
そして
「ただ、せっかくお越し戴く親戚さんには
やっぱり気持ち良く参って戴きたいものですよね、
寄って下さる親戚さんが『ミツキ越し』の忌明け法要を
嫌がるような場合は
公で行う法要をふた月めの内に済ませておいて
家族さんだけででもしっかり四十九日まで勤めてあげて下さい」
とも補足させていただいています。
それぞれのご家庭に様々なご事情が有るので
皆さんの身の回りで満中陰法要を
早めて行った方がいても「無情」だとは思わないで下さいね。