暴れん坊を頼れ〜第74話 攻めくる矢 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




我に任せろ!

私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。



嘉応2年(1170年)4月、為朝の子、八丸(はちまる)が元服をしました。


為朝「八丸、元服して今日からは為頼(ためより)と名乗れ。」

為頼「はい、父上のように強弓を引けるようになります。」

忠重(ただしげ)「為朝様の血をひいているのだから、必ずできるようになりますよ。」

為朝「為頼、精進せねばならぬぞ。」




コアラ為頼くんは為朝さんが伊豆大島に流されてきて、島の代官、藤井忠重(ふじいただしげ)の娘、小枝(さえ)との間に生まれた子だね




そこへタカが走ってきました。


タカ「殿(為朝のこと)!!大変だ!!」


為朝「どうしたタカ?慌てて」


タカ「漁に出ていた漁師のサクが…浜に倒れて…」




皆はタカの後をついて、浜に行きました。






そこにはサクが倒れていて、周りには島民が心配して集まっていました。


為朝はサクを抱えて、


為朝「サク、どうしたのだ!?」


サク「……うっ、うう…為朝様、船…大きな船…大船団が島に攻めてきて…わしらの船は沈められただ。」





為朝「大船団!?」


サク「船にはたくさんの武士が乗っておった……うっ……」



サクは事切れてしまった。




すると、


忠重「あれは!?船!!」




海を見ると、




沢山の船がいたのです。



為朝「くっ!あれは伊豆の領主、工藤茂光(くどうしげみつ)の船か?」


忠重「そうでしょう。茂光だけでなく、他の豪族もいると思います。」


為朝「タカ!!我の弓矢を持ってこい!!」




タカは走って行きました。



そこへ、




大船団から矢が飛んできたのです。



為朝「くそっ!!皆、逃げろ!!」



しかし、矢は島民を射抜きました。


「うわっ!!」

「ぎゃあ!!」

「ぐふっ!!」




そこへ為頼が前に出て、


為頼「我は鎮西八郎為朝が一子、為頼!この矢受けてみよ!!」



大声でそう言うと、矢を放ちましたが、矢は船には遥かに届かず、海に落ちました。


そこへ船から新たに沢山の矢が飛んできて…






為頼「ぐふっ!!」


為朝「!!為頼!!」





つづく


※次回、いよいよ最終回となります。






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