1990年2月10日の新日本プロレスの東京ドーム大会にジャンボ鶴田、天龍源一郎、谷津嘉章、タイガーマスク、スタンハンセンの全日本プロレス勢が参戦したのです。
全日本のエース級が揃って新日本に上がるなんて凄い
これまでの両団体の関係を思うと衝撃的でした。
新日本プロレスは猪木さんが参議院議員となり、坂口征二が社長になりました。
馬場さんは坂口さんの誠実さを買っており、この年の正月から両者は歩み寄っていました。
当初、坂口さんはNWA世界ヘビー級チャンピオン、リックフレアーの参戦を馬場さんに打診、馬場さんは既にNWAとは関係を切っており、この申し出を了承。
馬場さんは代わりに新日本プロレスの外人レスラー・スティーブウイリアムスの交換トレードを取り付けました。
当時、NWAはWCWに取り込まれていたんだよね
2月10日の東京ドーム大会はフレアーvsグレートムタを主軸にしていましたが…
開催1ヶ月前にWCWがフレアーの参加をキャンセルしてきたのです。
これは、後に行われる全日本、新日本、WWFの日米レスリングサミットの情報を聞きつけ、WWFのライバル団体であるWCWが態度を硬化させたのです。
これに困ったのが坂口さん。
ここで坂口さんは馬場さんに全日本のレスラーの貸し出しを打診したのです。
ここで馬場さんは「ああ、いいよ。お前も社長に就任したんだ。お祝いだよ。」と快く引き受け、ジャンボ、天龍、ハンセンらの参戦が決まったのです。
馬場さんが坂口さんを信用している証しだね
これは猪木さんが社長なら実現しないことでした。
全日本勢の最初に発表されたカードは、
ジャンボ鶴田
谷津嘉章
vs
木村健悟
木戸修
天龍源一郎
川田利明
vs
長州力
小林邦昭
IWGPヘビー級選手権
ビッグバンベイダー
(王者)
vs
スタンハンセン
(挑戦者)
完全に対抗戦ですね。
これが発表され、チケットは爆発的に売れたのです。
それまでは売れ行きが悪かったらしいよ
対抗戦のカードは全日本の川田利明がタイガーマスク、新日本の小林邦昭がジョージ高野に変更となりました。
これは対抗戦を意識したことでしょう。








