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我に任せろ!
私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。
「我は下野守(しもつけのかみ)、源義朝(みなもとのよしとも)が家臣、鎌田政清(かまたまさきよ)だ!」
義朝は政清を先陣として、白河北殿の西門を守る為朝らを攻めてきました。
為朝さんらは先に平清盛(たいらのきよもり)の軍勢と戦い、退かせたんだよね
勇ましい政清を見た為朝は、
為朝「鎌田…我が源氏に仕える家人ではないか。主人の前から立ち去れ!!」
政清「主人とは…かつては主人ではあったが今は違勅の凶徒だ!!」
政清はそう言い放つと、
矢を放ちました。
バズッ!!
矢は為朝の兜をかすめたのです。
為朝「くっ!!さずか兄上の家人。だが…こざかしい!!お前なぞ矢を放つのは無駄!手打ちにしてくれる!皆、かかれ!!」
為朝の兵、28騎が斬り込んでいきました。
政清「うわっ!!」
為朝が連れて来た鎮西の強者に政清と、その兵は蹴散らされ、政清は敵わず逃げ出したのです。
兵の数では義朝さんの軍勢が200騎と為朝さんの軍勢をはるかに上回っていたんだけどね
これを後ろから見た義朝は、
義朝「馬上の技では坂東武者の方が上だ!皆、怯むな!!」
義朝は自ら駆け込んで行ったのです。
義朝「勅命だ!!退散せよ!!」
これを聞いた為朝は、
為朝「こちらには院宣があるのだ!!」
勅命は天皇さんの命令、院宣は上皇さんの命令だね
源義朝
義朝「兄に弓を引くとは神仏のご加護を失うぞ!!」
為朝「ほぉ、ならば父(為義のこと)に弓を引くことはどうなのか!?」
為朝の言葉に義朝は何も言い返せませんでした…
つづく…





