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我に任せろ!
私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。
ザズッ!!
為朝の放った矢は平清盛(たいらのきよもり)の家臣、伊藤忠直(いとうただなお)の体を貫き、後ろにいた兵2人に突き刺さりました。
忠直の兄、伊藤忠清(いとうただきよ)は、
忠清「ひっ、ひいぃ〜」
為朝の矢があまりの衝撃の威力に清盛軍の侍大将の忠清が怯えたのです。
忠清さんは平家の中でも剛の者なんだよね
これを見た清盛は、
清盛「いかん、兵が皆、震え上がったおる。皆、退け!我らは他の門を攻める!!」
これを聞いた清盛軍は退き始めました。
ところが、1人の若武者が、
「バカな!!退くなど、ありえませぬ!!」
退くの拒んだのは清盛の長男、平重盛(たいらのしげもり)だったのです。
平重盛
清盛「重盛!相手が悪い!ここは退くのだ!」
重盛「一矢も射ず、退くことは武士として情けない!」
重盛は前に出て、
重盛「聞け!暴徒ども!我は平清盛が長男、重盛!!」
これを見た為朝は矢を引きました。
為朝「小童か!!」
清盛は、
清盛「いかん!!重盛を引きずり下ろせ!!」
この時、為朝は矢を放ちました。
清盛軍の兵は重盛を馬から引きずり下ろし、為朝の放った矢は間一髪、重盛から外れました。
重盛「くっ!お主ら悔しくないのか!?放せ!!我を放せ!!」
清盛軍は退いていきました。
これを見た為朝は、
為朝「逃げるとは…京で神輿に矢を放ち、暴れていた清盛はどこへ行ったのだ?」
清盛軍が西門より退いたことを聞いた源義朝(みなもとのよしとも)は、
義朝「西門を守るは為朝か。よし、我らが向かう!政清(まさきよ)!先に兵を率いて向かえ!!」
次に為朝の守る西門に現れたのは義朝の家臣、鎌田政清、(かまたまさきよ)率いる義朝軍でした…
つづく…




