暴れん坊を頼れ〜第30話 肥後征圧 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次



我に任せろ!

私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。



「攻めよ!!」



為朝の軍勢は肥後国の目代、菊池吉隆(きくちよしたか)の館に向けて進軍していきました。



吉隆は、


吉隆「赤星(あかほし)!門を開けてはならぬ!守るのだ!!」


赤星「守っておりまする。しかし、こちらの兵の数が足りませぬ!」



コアラ肥後の百姓は皆んな、為朝さんの軍勢に加わっているんだよね




バァーン!!


吉隆「なっ!なんだ、あの音は!?」


赤星「敵が丸太で門を打ち破ろうとしています!!」






吉隆方の兵は懸命に門を打ち破られまいと守っていました。



それを見た為朝は、


為朝「皆、下がれ!!」





為朝は大弓を引き、矢を放ちました。




スバッ!!


矢は門の真ん中を打ち抜きました。


為朝「今だ!!門を壊せ!!」


「おお!!」


バゴッ!!


為朝の軍勢は丸太で門を打ち破り、館の中で次から次へと入っていったのです。




吉隆の軍勢は討ち取られる者、逃げる者と崩れていきました。






そして、


「敵の大将、討ち取ったり!」



声を上げたのは、太助(たすけ)でした。




為朝は肥後の目代を征圧したのです…。





つづく…



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