暴れん坊を頼れ〜第11話 強訴を見る | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




我に任せろ!

私は源為朝(みなもとのためとも)の孫、里子(さとこ)です。



八郎(はちろう)は兄である源義朝(みなもとのよしとも)に打ち負かされて以来、義朝の居館に訪れていました。






バーン!!


八郎は弓矢の稽古をしていました。



義朝「八郎、お前の矢の威力は日に日に増しておる。しかし、もっと弓を引くのじゃ。さらに威力が増すぞ。」


八郎「よ〜し、ならばこれなら…どうだ!!」




ズバーンッ!!





義朝はまだ7歳の八郎に末恐ろしいものを感じていました。


義朝『この弓矢の腕、味方になれば頼もしいが、敵に回せば…』



コアラ義朝さんの感じたものが将来、後者が当たる…




そこへ義朝の正室、由良(ゆら)が現れました。


コアラ由良さんの実家は熱田神宮の大宮司家鳥羽法皇(とばほうおう)さんと繋がりがあるんだよ




由良「おふたりとも、弓矢の稽古はそのあたりにして、少し休んではいかがですか?」


義朝「由良か、体は大丈夫か?」


由良「大事ありませぬ。動かした方がお腹の子に良いかと」


八郎「お腹の子…」


義朝「そうだ、由良のお腹には子がおるのだ。ワハハハッ(笑)」




このお腹の子が後の源頼朝(みなもとのよりとも)です。



源頼朝





義朝の家臣、鎌田政清(かまたまさきよ)が慌てて入ってきました。



政清「殿(義朝のこと)、為義(ためよし)様から出陣の命でごさいます。」


義朝「ん!?何があった?」


政清「比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)による強訴で鳥羽法皇(とばほうおう)様が入京を阻止せよとの命が検非違使にあった模様です。」


義朝「よし、わかった。」


八郎「兄上、我も連れて行ってください。」


義朝「八郎も?」



義朝は八郎をジッと見て、


義朝「よし、強訴を見ておくのも経験だ。ただ手は出すなよ。」


八郎「はい!」



八郎は喜んで返事をしました。





この頃、平清盛(たいらのきよもり)の郎党と祇園社の大衆が小競り合いを起こし、宝殿に矢が当たり、多数の負傷者を出した事件がありました。


平清盛



延暦寺は平忠盛(たいらのただもり)と清盛の配流を求めて強訴を行っていたのです。






鳥羽法皇様の命を受けた軍勢は防備を固めていました。


かたや強訴側はわめき叫んでいました。



八郎「…これが強訴か」


義朝「八郎、よく見るのだぞ。」



義朝や八郎の後ろから、


「全く…坊主どもがうるさいことだ。」



義朝と八郎が声の方を振り返ると、


義朝「お前は…清盛!!」



そこには平清盛がいたのです…






つづく…



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