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バーン!!
八郎は弓矢の稽古をしていました。
義朝「八郎、お前の矢の威力は日に日に増しておる。しかし、もっと弓を引くのじゃ。さらに威力が増すぞ。」
八郎「よ〜し、ならばこれなら…どうだ!!」
ズバーンッ!!
義朝はまだ7歳の八郎に末恐ろしいものを感じていました。
義朝『この弓矢の腕、味方になれば頼もしいが、敵に回せば…』
義朝さんの感じたものが将来、後者が当たる…
そこへ義朝の正室、由良(ゆら)が現れました。
由良さんの実家は熱田神宮の大宮司家で鳥羽法皇(とばほうおう)さんと繋がりがあるんだよ
由良「おふたりとも、弓矢の稽古はそのあたりにして、少し休んではいかがですか?」
義朝「由良か、体は大丈夫か?」
由良「大事ありませぬ。動かした方がお腹の子に良いかと」
八郎「お腹の子…」
義朝「そうだ、由良のお腹には子がおるのだ。ワハハハッ(笑)」
このお腹の子が後の源頼朝(みなもとのよりとも)です。
源頼朝
義朝の家臣、鎌田政清(かまたまさきよ)が慌てて入ってきました。
政清「殿(義朝のこと)、為義(ためよし)様から出陣の命でごさいます。」
義朝「ん!?何があった?」
政清「比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)による強訴で鳥羽法皇(とばほうおう)様が入京を阻止せよとの命が検非違使にあった模様です。」
義朝「よし、わかった。」
八郎「兄上、我も連れて行ってください。」
義朝「八郎も?」
義朝は八郎をジッと見て、
義朝「よし、強訴を見ておくのも経験だ。ただ手は出すなよ。」
八郎「はい!」
八郎は喜んで返事をしました。
この頃、平清盛(たいらのきよもり)の郎党と祇園社の大衆が小競り合いを起こし、宝殿に矢が当たり、多数の負傷者を出した事件がありました。
平清盛
延暦寺は平忠盛(たいらのただもり)と清盛の配流を求めて強訴を行っていたのです。
鳥羽法皇様の命を受けた軍勢は防備を固めていました。
かたや強訴側はわめき叫んでいました。
八郎「…これが強訴か」
義朝「八郎、よく見るのだぞ。」
義朝や八郎の後ろから、
「全く…坊主どもがうるさいことだ。」
義朝と八郎が声の方を振り返ると、
義朝「お前は…清盛!!」
そこには平清盛がいたのです…
つづく…
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