新団体設立を目指す山本小鉄と大塚直樹が団体のエースと選んだのが藤波辰巳でした。
この頃(1983年7月)は藤波さんは長州さんとの抗争をしていたね
新日本プロレスの旗上げから参戦し、アントニオ猪木さんの後のエース最有力でした。
しかし、新間寿によるアントンハイセルへの資金協力で被害にあっていたのです。
新間は藤波の奥さんの実家が資産家で資金協力を仰ぎ、さらには新日本プロレスの社債まで購入してもらい、その金額は数千万にも達していたのです。
すっ!数千万円!!ありえね〜
さすがに藤波も新間に対する不満が溜まります。
さらに藤波は長州や木村健悟らの売り出しに協力したにもかかわらず、ギャラが上がることが見送られていたのです。
新日本プロレスのサマーファイトシリーズ中の7月12日に山本小鉄は藤波に新団体設立のことを話します。
現状に不満を持っている藤波はすぐに了承したのです。
え〜、少しは考える時間があったほうが…
新団体にはタイガーマスクの合流も山本らの狙いでした。
タイガーは自身の結婚問題で新間と揉めており、この新団体参加に了承したのです。
タイガーは改名問題もあったりして当時の新日本プロレスに嫌気がさしていたんだよね
確かに藤波、タイガーがいれば新団体は成り立つと思います。
特にタイガーの人気は猪木さんと並ぶほどでした。
ところが新団体設立に必要な資金の調達を任されていた山本でしたが資金が一向に集まらなかったのです。
そして山本らの動きを耳にしたテレビ朝日から出向していた2人が山本に対し新団体設立のストップをかけたのです。
つづく
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