猛将親父 〜第161話 夢を見る元春〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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目次




天下を競望せず…

わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。



元春の周りには白い雪景色が広がっていた。



目の前には子供たちが遊んでいた。

「行け!」
「わぁ〜」
「痛い!」
「やったなぁ〜」


子供たちは雪合戦をしていた。

1人の子が叫んでいた。

「次郎様!敵の姿が1人しか見えませぬ!」

次郎「敵は逃げたのか?よし攻めよ!」



元春は次郎と呼ばれる子を見て、

元春『あれは…わしの幼い頃ではないか…』



そこへ、
「兄上!覚悟!!」


元春の頭に雪玉が当たりました。

元春「痛いっ!そなたは…隆景(たかかげ)…いや徳寿(とくじゅ)」

コアラ元春さんの幼名は次郎、隆景さんの幼名は徳寿丸なんだよ


徳寿「兄上!兄上!兄上…」




……元春は目が覚めた。

元春「……ん、ここは…」

元春の目には隆景が見えた。

小早川隆景



隆景「兄上…大事ごさらぬか?」


元春「ここは…どこだ?」


隆景「小倉城(こくらじょう)にございます。我らが落とした城にごさるぞ。」


元春「…そうか…今、夢を見ていた。幼い頃にそなたと雪合戦をしている夢であった。」


隆景「なんと、まぁ懐かしい。わしが兄上に一度勝ちましたな。」


元春「そうじゃの、わしの人生で唯一負けた戦であった。ところで戦はどうなっておる?」


隆景「心配いりませぬ。毛利(もうり)は順調に島津(しまづ)方の城を落としておりまする。今は安静にしてくだされ。」



コアラ元春さんは小倉城攻略の時に吐血したんだよ





元春には医師が付き、看病をしていた。






元春は、

『わしに残された時はわずかしかない…秀吉(ひでよし)、早く来い』





11月7日、隆景は吉川元長(きっかわもとなが)、経言(つねのぶ、後の広家)、黒田官兵衛(くろだかんべえ)と共に豊前宇留津城(ぶぜんうるづじょう)を攻めていた。




13日には元春の身体は調子が戻ってきており、その報せを聞いた隆景、元長、経言らは一安心していた。



宇留津城攻めが落ち着き、経言は元春の看病のため、小倉城に戻った。




14日の夜…



元春は突然、目が覚めた。


側にいた経言は驚き、


経言「父上、起きられましたか…」


元春「経言…槍を持て!!早く!」



経言は言われるがままに元春に槍を渡した。



元春は立ち上がり、槍を構えた。


元春「…来たな。」




そこに現れたのが…豊臣秀吉(とよとみひでよし)であった…







つづく…




※いよいよ次回、最終回となります。



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