日本プロレスの経営を改革するために猪木さんは馬場さん、上田馬之助と共に改革プランを選手会に提示し、選手会の面々も賛同し連判状を作成しました。
右から馬場さん、上田馬之助、猪木さん、坂口征二
この時の選手会長は馬場さんなんだよね
この時点で馬場さんは猪木さんに不審なものを感じていたのかもしれません。
猪木さん側の経理士の木村氏なる人物が動いていたのです。
11月28日、緊急役員会が開かれ、馬場さん、猪木さんは経理の公開と明朗な運営を要求したのです。
そして猪木さんは経理士の木村氏を同席させ、それまでの不透明、不正な経理を追及させたのです。
芳の里、吉村道明、遠藤幸吉は顔が真っ青になったことでしょう。
右から遠藤幸吉、吉村道明、芳の里
この時の日本プロレスの社長は芳の里さんだね
馬場さん、猪木さんとも明朗な経理を主張し、選手会での連判状を開示したのです。
そして猪木さんは監査として木村氏に委任すると芳の里に認めさせたのです。
ここまでの改革は順調でした。
…しかし、馬場さんの猪木さんに対する不信感は消えなかったのです。
シリーズ中であったレスラーらは京都から名古屋へ新幹線で向かいましたが、そこで馬場さんは上田と話し、とんでもないことを聞き出したのです。
それは、
幹部を追放し猪木さんを社長にし木村氏が副社長につき、日本プロレスの経営を握る
…と言うものでした。
これを聞いた馬場さんは「これは改革ではなく、クーデターだ!我らはとんでもないことに加担している」と思い、名古屋で下車せず、東京の日本プロレスの事務所に行ったのです。
そこで馬場さんは芳の里に上田に聞いたことを伝えたのです。
芳の里は木村氏の監査役を中止し、馬場さんは名古屋へ戻っていきました。
この時点で猪木さんの計画は明らかになったのです。
つづく…
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