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政元「皆のもの、山中の六角勢を残すな!一人残らず一掃せよ!」
世は争乱…
我は室町幕府、第9代征夷大将軍・足利義尚(あしかがよしひさ)である。
長享2年(1488年)の真夏…
細川政元(ほそかわまさもと)は六角征伐を終わらせるべく意を決して甲賀攻めに乗り出たのだ。
六角征伐は六角高頼(ろっかくたかより)が甲賀山中に逃げて戦線は膠着状態になってしまっていたんだ。
政元「皆のもの、山中の六角勢を残すな!一人残らず一掃せよ!」
政元に従うは上原賢家(うえはらかたいえ)、薬師寺元長(やくしじもとなが)、香西元長(こうざいもとなが)、そして新たに被官にした赤沢元経(あかざわもとつね)。
細川勢の勢いは凄まじく六角勢を追い込んでいたが…
六角勢は細川勢が攻めてきたら山中に隠れ、細川勢が疲れてくるのを見て、攻めてくる「亀六ノ法」という戦法を使って翻弄していた。
「亀六ノ法」は六角高頼さんが考え出した戦法らしいよ
それでも政元は自ら山中に入り敵を攻めていた。
政元「そちらに逃げたぞ!元経!射ろ!」
ズサッ!
元経は弓矢に長けており次から次へと敵を射ていた。
元経さんは鷹狩の技能を認められて政元の家臣になったんだよ
元経「殿!深入りは禁物です。」
政元「まだ敵はおる!もと一息だ!」
政元らが一瞬気を抜いた時、政元の背後から…
スッ!!
政元目掛けて短刀が飛んできた。
元経「殿!!危ない!」
政元「!!」
その時!
ザスッ!!
短刀は政元の間に入ってきたものに刺さったのだ。
政元「!!…おまえは!?天狗!」
天狗は政元を庇い、身を出したのだ。
元経は短刀が飛んできた方向に矢を放ち、敵兵を撃った。
天狗は倒れた。
天狗「……ぐっ、無事か?」
政元「…なぜわしを助けた?」
政元は天狗の面に手をかけた。
政元「!そなたは!?」
天狗の面の下は思いもよらぬ人物だった…。
つづく…
次回をお楽しみに〜
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