天狗将軍 〜第14話 元服政元〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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世は争乱…

我は室町幕府、第9代征夷大将軍・足利義尚(あしかがよしひさ)である。



文明5年(1473年)5月11日、聡明丸(そうめいまる、後の政元〔まさもと〕)の父、細川勝元(ほそかわかつもと)が亡くなった。

享年44。


コアラ山名宗全(やまなそうぜん)さんが亡くなってから、わずか2ヶ月後のことなんだ



細川勝元の墓(現在の京都は龍安寺にあります)



勝元の死は病死とされていたが、聡明丸だけは毒殺であることを知っていた。


聡明丸は勝元の言葉を思い返していた。

勝元『細川家の当主となり、山名と和睦せよ。乱を治めよ!』



「自分にできるのか…」と聡明丸は思っていた。




そんな時、聡明丸は8代将軍であり、我が父・足利義政(あしかがよしまさ)に呼び出された。


足利義政



聡明丸「お呼びにより参上しました。」

義政「うむ…あの勝元が死ぬとは…人の生はわからぬものだ。」

聡明丸「…父は無念だったと思います。」

義政「勝元より以前から頼まれていたことがある。そなたの元服のことだ。」

聡明丸「私の元服…父はなんと?」

義政「勝元亡き後、そなたが細川家の当主。すぐにも元服するのだ。そして、わしの名の一字を与える。」


コアラ細川家は勝元さん、更に聡明丸のお祖父さんにあたる持之(もちゆき)さんもその時の将軍さんから一字をもらっているね。



義政「元服の後は政元細川政元と名乗るがよい。」

聡明丸「政元…かしこまりました。」


聡明丸は細川政元となった。


義政「近々、我が子、春王(はるおう)も元服いたす。これからも春王を支えてやってくれ。」

政元「はい!」




こうして政元はわずか8歳で元服し細川家の当主となったのだ。


政元はこれまで乳母として支えてくれた紗奈(さな)を引き続き、側に置いた。




政元「紗奈、これからもそなたの力が必要だ。わしの側で支えてくれ。」

紗奈「それはありがたいお言葉。亡き勝元様からもそのように申し使っております。しかし、私だけでなく、政元様を補佐する男性が必要です。勝元様からそのことも申し使っております。」

政元「うむ、その補佐するのは一族の者か?」

紗奈「はい、分家の細川政国(ほそかわまさくに)殿です。」


コアラ政元さんの細川家は本家なんだ。


政元「政国なら父と一緒に乱を戦った武者。頼りになる人物だ。」



政元は前に進みだした。




その年の暮れに我の元服が行われ、我も名を改めた。


その名は足利義尚。

そして、将軍職も引き継いだのだ…。






つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜







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