おっ!久しぶりだね。今回は…全日本プロレスだね
輪島人気で盛り上がっていた全日本プロレスの新春ジャイアントシリーズ。
このシリーズ、長州力率いるジャパンプロレスが全日本プロレスに参戦して3年目。
当時、長州はPWFヘビーのシングルと谷津嘉章とのインタータッグで二冠でした。
1月17日、山口県徳山大会で行われたPWFの防衛戦、相手はカートヘニング。
長州は8分少々で難なくヘニングを倒しPWFを防衛。
試合後、リング上でのテレビインタビューで、
「ジャパンがこの世界で生き残っていくためにジャンボや天龍なり、藤波なり、みんな倒さないといけない。」
えっ…藤波?
長州はリング上で他団体である新日本プロレスの藤波の名前を出したのです。
当時としては他団体の選手の名前をリング上の、しかもテレビインタビューで出すのは御法度でした。
ちなみに1月発売の週刊プロレスの表紙⬇️
多分…プロレス大賞の表彰式で撮影されたものだと思います。
右から全日本のジャンボ、ジャパンの長州、新日本の藤波、UWFの前田と当時のニューリーダーでした。
リング上での長州の発言が話題になる中、行われたのがインタータッグ二連戦
長州力、谷津嘉章
(王者)
vs
ジャンボ鶴田、天龍源一郎
(挑戦者)
この両者の対決は名勝負を繰り広げていましたね。
二連戦は横浜大会では長州組が勝ち、迎えた札幌大会で天龍がジャーマンスープレックスホールドで谷津からフォールを取りました。
鶴龍コンビは1年ぶりにインタータッグを奪回したんだね
最高潮に盛り上がったインタータッグ。
輪島人気はあれど、さすがと言えるタッグ戦を見せた4人でしたが…
この対戦はこれが最後となったのです。
長州の動きが注目される中、インタータッグ戦で成長した谷津嘉章が次期シリーズ活躍します。
おっ!谷津さんがどうしたんだい?
それは次回で
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