白の執権 〜第105話 暗殺犯は公暁か⁈〜 | 歴史を感じよう

歴史を感じよう

日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

前回まではこちら⬇️




諸行無常の世の中…

我は北条泰時(ほうじょうやすとき)が妹、竹子(たけこ)です。




「我こそは八幡宮別当阿闍梨公暁なるぞ!父の仇を討ち取ったり!」






雪降る鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)にそう声が響きました。


泰時と弟の朝時(ともとき)、そして御家人らは石段を上がっていくと、そこは血が塗れていました。


コアラ拝賀を終えて石段を降りてきた源実朝(みなもとのさねとも)さんが賊に襲われたんだよ。



斬られ倒れていたのは、実朝様の太刀持ちであった源仲章(みなもとのなかあきら)。




そして、もう1つは首が無い遺体だったのです。


朝時「鎌倉殿(実朝様のこと)はどこだ⁈」


泰時は首の無い遺体に触れ、

泰時「朝時…これが鎌倉殿だ…」

朝時「なっ、なんと!」



実朝様と一緒にいた公家らは、恐れおののき越しが抜けていましたがようやく発した言葉が


「斬った賊は八幡宮の裏手に逃げた…」





そこへ、石段を上がって執権・義時(よしとき)が現れました。


義時「皆の者!鎌倉殿を襲った賊を追え!!」



義時の号令で御家人らは八幡宮の裏山に駆け込んでいきました。




朝時「父上、お体が悪いと聞いておりましたが…」

コアラ義時さんは実朝さんの太刀持ち役だったけど体調を崩して役を源仲章さんと変わっていたんだ。

義時「もう大事ない。それより賊は公暁(くぎょう)か?」

朝時「賊がそう叫んいました。」




泰時は義時に疑いの目を向けていました。

そして、

泰時「私はこれで…」

義時「どこへいく?」

泰時「公暁殿が犯人なら三浦義村(みうらよしむら)殿の館に行くかもしれません。義村殿とそちらへ向かいます。」

コアラ三浦義村さんは公暁さんの乳母の夫であるんだ。


義時「そうだな。そちらは泰時と義村殿に頼む。」

泰時「……」


泰時は義時を疑っていました。

『父上は鎌倉殿が襲われることを知っていた…なのにそれを鎌倉殿に報せなかったのか…』

北条義時






泰時と義村が三浦の館に入ると、義村殿の家臣、長尾定景(ながおさだかげ)が慌てて駆け込んできました。


定景「殿!こんな矢文がきました!」

義村「また矢文か…今度はなんだ?」


そこには…


今こそ我は東国の大将軍である
その準備をせよ

公暁





泰時はそれを見て、

泰時「公暁殿が鎌倉殿を暗殺したのか…」

義村「先に伊原光吉(いはらみつよし)から来た文にはわしが政の頂点になるとあった…光吉と公暁が組んでいるのではないか?しかし、わしは政の頂点に立つつもりはないぞ!」

泰時「義村殿、わかっておりまする。やつらの目的は…」






義村は館の周辺を家臣らに怪しいものがいないか探らせました。




しばらくして…



「あぁぁ…」

バタンッ!





館の外の木の影から1人の僧侶らしきものがふらりと出てきて倒れたのです。

義村の家臣はそれを見て、

「怪しいものがいる!」




泰時と義村は館から出てきて、その僧侶を見て驚きました。

泰時「この僧侶は…」


その僧侶は公暁だったのです…。






つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜





にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
にほんブログ村
コアラ宜しければバナーをクリックしてね