白の執権 〜第53話 畠山討伐〜 | 歴史を感じよう

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日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

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諸行無常の世の中…

我は北条泰時(ほうじょうやすとき)が妹、竹子(たけこ)です。


鎌倉は由比ヶ浜で三浦義村(みうらよしむら)の兵らが畠山重保(はたけやましげやす)と郎党3人を取り囲みました。


義村「北条殿の仰せにより謀反人、畠山重保を討つ!」

重保「謀反⁈ 誰の讒言だ⁈ 身に覚えはない!」

義村「問答無用!!」

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謀反が起こったと聞き、由比ヶ浜に駆けつけた重保は自らが謀反人とされていたのです。

コアラ重保さんを讒言したのは京で重保さんと口論となった平賀朝雅(ひらがともまさ)さんなんだよ。




その頃、我が父・北条義時(ほうじょうよしとき)は祖父・北条時政(ほうじょうときまさ)の命に従い軍勢を集めていました。


泰時も参陣しましたが…

泰時「父上、まさか畠山を討つのですか⁈」

義時「その通りだ。既に三浦殿が重保を討ちに行っておる。我らは鎌倉へ上ってくる畠山重忠(はたけやましげただ)を討つ。」

泰時「畠山の謀反の証拠はあったのですか?」

義時「…父の仰せだ。逆らうことはできぬ。」


そこへ重保を討ったとの報せが入りました。


泰時は重保を討った時の状況を聞き、

泰時「父上!私はこの合戦には行きませぬ!明らかに騙し討ちではござらぬか⁈」

義時「既に重忠は鎌倉に軍勢を率いて向かっておるのだ!行きたくなければ館にて謹慎してれ!」

泰時「父上!!」



泰時は自らの家臣を連れ、館に帰ったのです。

コアラ既に義時さんの元に三浦、足利(あしかが)、和田(わだ)等々の軍勢が集まって大軍になっていたんだよ。

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参陣した和田義盛(わだよしもり)



畠山重忠は鎌倉で何かが起こったと聞き、武蔵国から鎌倉に向かっていました。

重忠の軍勢はわずか140騎程度しかおらず、急遽駆けつけることしかできない兵数でした。

コアラ謀反を企んでいたなら、こんな少数なわけはないよね。


重忠の軍勢は二俣川で義時の討伐軍に遭遇しました。

ここで重忠は子の重保が討たれたことと討伐軍を見て、自らが討伐の対象になっていることを知りました。


重忠「この上は戦ってやる!潔く戦うことが我ら東国武士だ!!」


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重忠は逃げることはせず、少数ながら4時間に渡り激戦を繰り広げました。

しかし、矢もつき、刀折れ…義時軍の放った矢に討たれたのです。


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コアラ二俣川は今の神奈川県横浜市旭区辺りなんだ。



義時は少数であった重忠を見て、泰時の言葉を思い出していました。

『騙し討ちではござらぬか⁈』



そして討たれた重忠の首を見て、泣きました。

義時「泰時の言ったとおりだ…わしも言わねばならぬ!」



義時は兵を退き、そのまま時政の館に向かったのです…。






つづく…
コアラ次回をお楽しみに〜






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