第一陣は平清盛勢300余騎、源義朝勢200余騎、源義康勢100余騎。
目指すは崇徳院側が集まる白河北殿。
清盛は西門を攻めますが、西門は源為朝が守っていました。
清盛の郎等、伊藤景綱とその子、忠清・忠直が名乗りを上げましたが為朝は
「清盛でも物足りないのに、聞いたことのないお前らなんぞ相手にならん!」
それでも景綱が矢を放つが為朝はものともしません。
「物足りない敵だか、今生の面目にせよ!」と為朝は言い放つと七寸五分の矢を射ました。
なんと!矢は忠直の体を貫き、忠清の鎧の袖に突き刺さりました。
清盛はこれを聞き、怖じ気づきました。そして部署を変え北門に向かいますが、清盛の長男・平重盛が
「これしきで下がるとは、口惜しいことだ」と為朝に挑もうとしました。
しかし清盛が必死で止めました。
このまま矢1本で引くのは口惜しいと伊賀の住人、山田伊行は名乗りを上げ矢を射ますが一の矢を射損じ、二の矢をつがえるところを為朝に射殺されました。
鎮西八郎為朝!恐るべし!
清盛に変わり、攻め寄せてきたのが為朝の兄・義朝の手勢でした。
つづく…

