組織作り | 歴史を感じよう

歴史を感じよう

日本史について感じたこと、調べたことを連載形式で書いていきます。また、神社やお寺、史跡巡りしたこと、プロレスについても書いていきます。わが愛犬てんのことも語っていきます。そして…「オイラ、えいたろうの相棒のコアラだよ。是非読んでね。」

北条貞時、北条時宗と書いてきましたが、この2人は共に鎌倉幕府の執権でした。

鎌倉幕府は源頼朝が作った武士団の組織。
朝廷とは離れた関東の組織でした。

鎌倉幕府は武家政権の最初といわれてましたが最近では平氏政権が最初で、それに次ぐ武家政権といわれてます。

しかし、朝廷から独立した本格的な武家政権の最初は鎌倉幕府。

何が凄いかというと、1人のカリスマ的人物がいなくても崩壊しない組織だということ。
源頼朝が亡くなった後でも幕府は続いてるし、後の足利幕府や徳川幕府にまで武家政権が続いたのも、鎌倉幕府の組織作りが見本となっている為だと考えます。

それぞれの家でしかまとまらなかった武士団を一つの組織にまとめ、頼朝個人が動かしているのではなく、幕府という組織が動かしている形を作った頼朝は素晴らしい。

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源頼朝の肖像画(足利直義の肖像説もあるみたいです)