今回のお話は、タイトルの通り物事の捉え方の話です。
ここは「いい町」or「最悪な町」? という話
若者が新しい人生を始めるため
新天地を探して旅をしていました。
彼がたどり着いたのは
大きな山をいくつもを超えた
とある町でした。
キョロキョロと様子を見ながら
その町の中心に向かって歩いて
いると…
曲がり角を曲がったところで
杖をついた仙人に出くわしました。
若者は尋ねました。
「仙人さま
私は遠い村から新天地を
探して旅をしてここに
たどり着きました。
果たしてここは
良い町でしょうか?」
仙人は答えました。
「そーじゃのう・・・お前さんが以前に住んでいた村はどんな処じゃった?」
若者は答えました。
「村に住む人たちは
親切でいい人たち
ばかりでした
貧しくてもみんな働き者で
とても住みやすい村でした」
仙人は答えました、、、
「ならばこの町もお前さんにとって住みやすい良い町になるじゃろうて」
と。 さて、、
それから少し経って
もう一人、別の若者が
仙人のところに現れました。
聞けば、
先程の若者と同じように
遠い村からやってきた
とのことです。
その若者も仙人に聞きました。
「仙人さま
私は遠い村から新天地を
探して旅をしてここに
たどり着きました。
果たしてここは
良い町でしょうか?」
仙人は答えました。
「そーじゃのう・・・お前さんが以前に住んでいた村はどんな処じゃった?」
若者は答えました。
「その村に住む人たちは
最悪な人たちばかりでした
みんな貧乏で怠け者で
自分勝手で…
助け合うという気持ちもない
とてもイヤな村でした」
仙人は答えました。
「ならばこの町もお前さんにとって最悪の町になるじゃろうて…他の町を探すがいいじゃろうよ」
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この話、僕はとても腑に落ちました。
一つの同じ事象をとってみても、人によって全然捉え方が違うわけです。
我々美容室でも言えます。
同じサロンで働くスタッフでも、
・この店は本当にいい店だ。技術をたくさん教えてくれて練習もたくさん出来る!
・この店はたくさん練習をさせられる。だから体がキツイ。
・このお客様は細くてうるさい、色々注意されるんですよ!
・このお客様は、僕たちのことを考えてくれて、至らないところを注意してくれるんですよ。
どうでしょうか? 物事の捉え方で全てが変わるんです。
人間関係や環境や出来事は
「自分の鏡」
「自分の鏡」
なんです。
皆さんもそこを意識して、常に考え方、捉え方を良い方に良い方にもって行きましょうね!

