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天球儀だ!天上の音楽だ!

『関口知宏が行く ヨーロッパ鉄道の旅~イギリス 自然と優しさに迎えられて~』というDVDを見ました。前にNHKで放送していたようです。さて、鉄道での旅は、ロンドンから出発してストーンヘンジを観光し、ウェールズの首都カーディフ(Cardiff)に着きました。そのカーディフで予想外のことが起こった。関口さんがぶらりと楽器屋に入り、ハープを見せてもらうというシチュエーション。そこにハープ演奏家がこれもぶらりと偶然のようにやって来て、知宏さんを自宅に招く。彼の自宅で知宏さんは奇妙なものを見せられる。なんとそれが天球儀!!!天球儀ですよ。予想外もいいとこです。感激してしまいました。天球儀は、まだプトレマイオスの宇宙像(天動説)のころ、地球を中心に月、水、金、日、火、木、土、恒星天、至高天(神の世界)と並ぶ同心円状の宇宙を模型にしたものだ。そんなものが何気なくウェールズのハープ演奏家の家に今も置いてある。そして、彼曰く、ハープは天上の音楽を奏でるためにある。驚き!天上の音楽が現代でも信じられているなんて。なんと夢のある人たちなんだろう、ウェールズ人って!天上の音楽なんて古代ギリシャの哲学者ピタゴラスが提唱した天使たちの歌声だ。完全なるハーモニーだ。月よりも上の世界を天使たちが住む天上界と信じて、ガリレオのあたりまで皆が常識と思っていた天使たちの音楽だ。ただ残念なことに肉体を持った我々には聞こえず、ピュアーな魂をもった人間にしか聞こえないと思われていた。赤ちゃんには聞こえたらしい。だから赤ちゃんは、ときどき分けもなく微笑むんだそうな。こうした時代では、芸術は、天上の音楽に魅せられて、詩や音楽や絵画で表現したと考えられた。今はもう天動説は科学に否定されて地動説になった。天上界が消滅し、神も居場所を失った。無限の宇宙に空しい心が浮いている。っと思っていたら、天球儀!なおかつ天上の音楽!カーディフのハープおじさん、ありがとう!あなたは偉い!僕もあなたに会いたい!

Such harmony is in immortal souls;
But, whilst this muddy vesture of decay
Doth grossly close it, we cannot hear it.

ダーナ神族?知らなかった!

昨日、「世界不思議発見」を見ました。イギリスの話だったので思わず見てしまいました。ダーナ神族!知らなかった。ケルト人の前の民族はイベリア人という地中海系のヨーロッパ人なんですが、彼らの精神界についてはストーンヘンジの謎を解くことでいろいろ理解されてくると思う。でも、彼らが太陽や星や月の存在と自分たちの存在をインスピレーションで関連づけたときにストーンヘンジや円環状の巨石群が造られたんだろうと想像している。テレビ番組ではダーナ神族と「ハリー・ポッター」の世界とを関連づけていたけど、ハリー・ポッターはダーナ神族とケルト民族の融合した世界なのかもしれない。そして現代では、そうした世界は、魔法の世界とか妖精の世界とか、人間の心理と関連させてフロイトの「無意識」と結びつけられる。フロイトの弟子のユングは、無意識の世界を錬金術と関連させて理解しようとした。錬金術によって賢者の石を得た人間は超能力を身につけ、空を飛んだりできると信じられていた。こうした世界が実はイギリスで誕生した、ということを知ると、イギリスをもっと知りたくなる。かのスピリチュアル・カウンセラー、江原啓之さんも、イギリスで修行してきた。「奇麗は汚い、汚いは奇麗!」不気味でしょ?シェークスピアに出てくる魔女の台詞だ! うーん!ダーナ神族ね~!無意識の世界に住む自分の影かも?

Fair is foul, foul is fair!

イギリスのタクシーは自動ドアを嫌った

イギリスといえばタクシーだよね。黒のオースチンがかっこいい!最近ではピンクもある。でもイギリスのタクシーは自動ドアではない。ドアは客が自分で開けて自分で閉める。当然自動ドアだと思って、開くまでボケーっと待っている日本人観光客の姿が目に浮かんで、思わず笑いそうになってしまう。むかし、日本のテレビ番組で、イギリスのタクシーのドアを自動ドアにしたらイギリス人はどんな反応を示すかという実験をやった。意外にも、彼らは「こりゃ~便利だ!」なんて言わなかった。中には怒る人もいた。「自分の手で開けられるものを何で自動になんかするんだ!馬鹿にしているのか!」という反応だ。そういえば、若い頃、イギリス人のおじいちゃんに英語を教わっていた頃を思い出す。そのおじいちゃんは、なんでも自分で作っていた。本棚も、ソファーも自分で作ったと聞いて「すごいですね!」なんて言ったら。「君は自分で作らないのか?」と反対に聞かれてしまった。彼曰く、イギリス人は自分でできることは自分でするのが当たり前なんだそうな。彼に出会って生き方が変わってしまった。彼が三日も煮込んだビーフシチューをごちそうしてくれた時、俺も料理やるぞ、と思った。それから、料理でも洗濯でも掃除でも、何でも男だ女だとこだわらず人間に出来ることは自分でやってみた。やれば何でもできるもんだね。Yes, we can! オバマさんの言葉だっけ。僕はこれから自然に挑戦する。まずはトマトと遊んでいる。

Do it yourself!