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人類最終兵器

『ライラの冒険』シリーズも
第3部になると
「琥珀の望遠鏡」というタイトルになる。

琥珀の望遠鏡で何が見えるかというと
「ダスト」と呼ばれる「暗黒物質」が
見えるんだな~。

暗黒物質は
ニュートリノと呼ばれている
+でもない-でもない素粒子のことらしい。

錬金術でいうならば
第五元素と呼ばれる物質なんだけどな~?
つまり全ての物質の元の物質だ。
この物質は神そのものと考えられていた。

ということは
琥珀の望遠鏡は
神を見ることのできる望遠鏡ということになる。
ただ、この望遠鏡を覗くと
世界はいまだに神に満ちている
ということに気づくことになる。

主人公のライラの使命は
この世を神が創造した時の状態にもどすこと、
人類を宗教という名の支配者たちから
解放することだ。

ライラの父親は
最強の武器を発明し
キリスト教が支配の道具として利用され
巧妙に作り上げた差別的な世界を
破壊する戦争をしかけている。

ライラも当然巻き込まれる。
なぜなら
ライラこそ最終の、最強の武器だという
魔女たちの予言があるからだ。

ライラは最後に地獄に行く。
そこでライラがしたことは
悲しみを背負って地獄から抜け出せない
幽霊たちに
生きていた時に体験した楽しいことを
思い出させること。
たった一つでも楽しいことを思い出せたら
天国に行ける窓を開けることだった。
そして地獄の霊たちは
楽しい思い出に救われて
ダストに帰り
神の世界に上昇していくことができた。
そのダストの上昇する流れを
琥珀の望遠鏡で確かに見ることができた。

人類の最終兵器
それは核兵器ではない!
それは楽しい思い出だった!

だからイギリス文学が好きなんです。

I love to laugh, Ha! Ha! Ha! Ha!
Loud and long and clear
I Love to laugh, Ho! Ho! Ho! Ho!
It's getting worse ev'ry year.

東京大空襲

今日は母の介護の日!
あまり話の話題がなく、
母に
「今日は終戦記念日だね。お母さんも
東京大空襲で大変な思いをしたね。」
と話してみました。
息子としては
少しでも抑圧された恐怖体験を軽減してあげられれば?
と思うのです。
母いわく、
「何も覚えていないよ。」
私、
「そうだよね。」
それで会話が途切れました。
 
自分以外だれも信じようとしない母、
だれにも頼ろうとしない母、
不信感のかたまりのような人です。
真面目で、あまり笑顔がありません。

僕は戦争を知らないから
人を信じようと思うのです。
お金がなくとも
人を信じようと思うのです。
戦争を経験して
人を信じられなくなった、
お金しか信じなくなった、
母が教えてくれた僕の夢です。

今は天皇陛下も
現人神ではなく人間です。
政治が抑えられない天皇直属の軍部もありません。
自由と平等の世の中に生きています。
お金で人を支配するという優越感にさえ
気をつければ、
人と信頼し合いながら
生きて行ける世の中だと思うのです。

自分が人を信じること
そして自分の弱さや人の弱さを
認めること
これを肝に銘じ夢を追い続けます。
これで今年の終戦記念日もおわります。
明日からまた楽しく仕事をしよう!

信じられるから人生は
楽しい!

Life is pleasant because I have someone that I can trust.

終戦記念日

昨日はけっこう忙しく、
夜はTBS系の『帰国』という番組を見ていました。
8月15日の終戦記念日向けの番組でした。

戦争を二度と起こさないように
戦争を忘れないための放送をすることは大切だと思います。

でも腑に落ちないことがあるのです。
日本の歴史の勉強では
太平洋戦争(大東亜戦争)のことを
あまり詳しく学ばないようです。
なにしろ縄文時代から始まって、
大正・昭和までたどりつくのは大変ですから。
僕の記憶でも
太平洋戦争あたりは
受験にあまりでない傾向なので、
自分で読んでおいてください、で済まされたように思います。

僕が今まで教えた大学生たちも
太平洋戦争のことはほとんど知らなかった。
もちろん、広島、長崎のことは誰でも知っています。
『トラ、トラ、トラ』などの映画を一部見せて、
日本はアメリカにとって最初のテロリストだったと知って、
恥ずかしいと初めて思った学生たちがほとんどです。

日本は教育としてなぜ太平洋戦争の事実を教えないのでしょうか?
それは、単純に「辛いことは思い出したくない」という気持ちが
戦争体験者の心に重くのしかかっているからではないでしょうか?

大きなトラウマを抑圧して生きてきたのではないでしょうか。
隠してきたとは思いません。
思い出したくない、
というのが率直な気持ちなのではないでしょうか。

しかし、困ったことに
だから私も若者たちも太平洋戦争のことを
知らないという結果になるのです。

中国でも朝鮮半島でも
日本が行ったことの事実を教育で教えているようです。
教育で教えなければ知らないのは当然なのです。
人間はすべて学習によって知識や経験を得るのですから。

日本は戦後いまだに心傷ついたままです。
それは戦争に負けたからではなく、
おそらく日本人こそ太平洋戦争の加害者であり、
この大量殺人の犯人であるという事実を
認めたくないからだと思います。
誰だって自分が悪人だなんて思いたくないですから。

国家を動かしているのは政治家です。
政治家が国として
真珠湾攻撃と広島長崎を
そして玉砕という名の下に
国が切り捨てた国民たちについて
全体的に反省し
事実を教育により伝えて行く勇気をもたないと、
そして何よりも謝り方を教えないと
この国民全体の心の病は治癒しないでしょう。
これがカウンセリングを学んできた
私の思いです。

Remember Pearl Harbor, Hiroshima and Nagasaki, and each of millions of our dead soldiers. And teach our children how to apologize for what we did.