今日は長岡市営スキー場でスペシャライズドジャパンによる大試乗会が開催されたので
、久々に帰郷したBooさんとお邪魔してきました。
この試乗会、とにかく豪華
。ロードレーサーはセクターを除く全車種、MTBはスタンプジャンパーHT、スタンプジャンパーS-Works、エピック、さらには女性用のアミラ等も用意されているのですが、そのほとんどがS-Worksグレードなんです
!
2年前にターマックSL3(4だったかな?)やルーベSL2には乗ったことがあったし、目下の関心はMTBが中心なので、まずはMTB3車種をとっかえひっかえ乗りました。
MTBは久々のBooさんも思わず攻めたくなる乗りやすさ&高性能
ちなみに今日は、午前は盛況だったらしいのですが、午後は比較的人が少なかったので、同じ車種を交代なしで好きなだけ乗ることができました
。試乗コースはこのスキー場で行われるレースのコースそのもの。初心者向けで難しいセクションはないものの、長いジープロードの上りや滑りやすい路面での素早い切り返し、高速からのブレーキング、逆キャンバーなど、MTBの基本性能を確かめるには十分です。
最初に乗ったのは、ナイナーAir9に最も近いS-WorksスタンプジャンパーHTです。スペシャライズドの29erはトップチューブが私の好みからすると短すぎ、うまくフロント荷重できないという印象を持っていたのですが、これは別物。最初はコーナーでハンドルの切れる速度に体が追いつかずまず、自転車に振りまわされてしまいました
が、2周目には早くもそのクイックさに慣れてしまいました。これは別に私が偉いわけではなく、(エピックやFSRもそうなのですが)とにかく馴染みやすく、攻めやすい! そして乗り心地がいい! リアが跳ねる感じはないし、心配していたフロントが軽すぎる感じもありません。当たり前のごとくホイール(Rovalのカーボン)は激軽だしで、ちょっと死角がない感じでした。1台めから、早くも脱帽です
。
2台めはS-WorksスタンプジャンパーFSR。こちらも高性能でしたが、自分にはちょっと合わなかった、かな。想定されている速度域が自分には高すぎるようで、剛性過多に感じられました。サスペンションをしっかりストロークさせられず、腰高感があるというか、車体を大柄に感じてしまうというか・・・
ジャンプなんかがあると、また違った印象になったと思います。そうそう、コマンドポストが装着されていましたが、これは便利ですね。GTにも装着したいです。
そして3台めのS-Worksエピック。これは・・・すごい
! これまで乗ったエピック(アルミやカーボンのCOMP)は、コーナーリングやダンシングなど、部分部分では光る物があるのですが、全体としてはどうもバランスが悪いというか、どう乗れば速く走れるかわからないようなところがあったのですが、S-Worksは問答無用のスーパーバイクでした
。とにかく何もかもが凄すぎて、褒め始めたらキリがないほどです(フルサスとしては反則級に軽く、コーナーでの接地感は抜群で倒しこみも軽すぎず重すぎず、リアのトラクションは最高でどんな凸凹もなんのその)。100万円近くするらしいのですが、これでレースができたらと妄想すると、すべてを投げうって買っても良いかも
、と思ってしまいました。5周くらいしましたが、2周目以降は3年以上連れ添ったナイナーAir9より速かったんじゃなかろうか
ちなみに、今日は人が少なかったので、シート高はもちろん、ペダルも手持ちのシューズに合わせてもらえましたし、サスペンションやタイヤの空気圧も、体重や好みに合わせて細かく調整してもらえました。スタッフの皆さんには本当に感謝感謝です
。
もうひとつ、今日はスラムの1x11も体験することができました(S-WorksのMTBはすべてこれ)。私はフロント変速を多用するので、リア変速だけですべてをまかなうこのシステムには?マークだったのですが、実際に使ってみてびっくり! とにかく変速性能が素晴らしい
! わざと思いっきりトルクをかけた状態で3速いっきにシフトダウンとかも試してみましたが、一瞬で変速が完了します
。レバータッチも非常に軽いので、レース途中で指が疲れるなんて心配もなさそうです。あと、駆動効率が良いのか、それともフレーム側の性能のおかげか、34x42というギア比では通常なら上れないような斜度でも特に苦労せず上れました。セットで13万円くらいらしいのですが、XTRと比べればむしろ安いですし、戦闘力という意味でも私ならこっちをチョイスします。
ついでに
書いておくと、ロードレーサーはアレーとS-Worksヴェンジに試乗しました。ターマックも含め、ジオメトリー的にはどれも同じはずなのですが、それぞれ乗り味が違っていて面白かったです。特に凄かったのはヴェンジ。リムハイト60mmのカーボンクリンチャーホイールを履いていたのですが、時速50㎞以上からさらに踏める(スピードが伸びる
)という感覚を初めて味わいました。また、以前は気になったターマック系ジオメトリー特有の(と私が思っていた)直進安定性の低さを、今回はアレーからもヴェンジからも感じられませんでした。ちなみにBooさんによると、初期型のヴェンジは非常に硬く感じられたのに、今回のヴェンジはきわめて快適だったそうです(ルーヴェSL4はさらに快適だったそうですが)。ヴェンジと比較すると、アレーは乗り心地も速度の伸びも2、3ランク落ちる感じでしたが、ホイールのグレードが違いすぎたので、これは仕方ないですね
。フレーム単体で評価すれば、しっかりした剛性、機敏さ、安定性を兼ね備え、トレーニングや入門用としてはこれ以上ないくらい良いフレームだと思います。
結論です。最新のスペシャライズドに乗らずして、最新のバイク(特にMTB)を語るなかれ。試乗会は明日もやっているので、近くに住んでいて時間を作れる人はぜひ行くべきです。絶対に損はしませんよ!








