さて、10時になると、100kmクラスの参加者から小赤沢CPを順次出発。とりあえず目指すは鳥甲山、そしてその先にある五宝木CPでの昼食です。
↑の写真に映っている岩肌がむき出しになっている部分は、秋山郷の名所のひとつである布岩だと思います。近づくとこんな感じです。
復路では通らない場所なんですが、秋山郷に来たら絶対に外せないポイントの1つなので、ここで紹介しておくことにしました。
コースに話を戻すと、五宝木CPの前にはトンネルがあり、そこまではけっこう長い上りになっています(往路では超高速ダウンヒル)。速い人たちは小赤沢CPで体力を十分に回復させているのか、この上り区間をガンガン
登っていきますが、私はそこそこペース。ここにきて体調の悪さがちょっと表面化してきまして・・・![]()
そうこうしていると、赤いWIZARDともう1台が、ダンシングしながら勢いよく私を抜いていきました。後でわかったのですが、この赤いWIZARDがmoja2gouさんだったんですね。重量級のコスミックエリートを履いてのあの速さ
。おみそれしました!
なんとか坂を上りきり、涼しいトンネルを抜けて五宝木CPにつくと、すでに10数人が弁当を食べていました(もちろんmojaさんも)。弁当の内容は梅干しおにぎりが2つと鳥の唐揚げが2つ、ウインナーが1本です。味は文句ないのですが、このおにぎり、なんかヘビー。デカいし、しっかり握ってあるし。普段なら作ってくれた人の愛情
を感じるところですが、体調不良の私の胃にこれは重い! 結局、1個食べただけでギブアップ
。梅干しだから腐りはしないだろうということで、ポケットにつっこんで持っていくことにしました。
だらだらしていても体調が回復するとは思えなかったので
、スポーツドリンクを補給して出発しようとしたのですが、ここで問題発生!なんと売りきれ!え~
! この事態は想定していなかったので、粉末を用意していませんでした。水はあるけれど、水ばかり飲むとかえって脱水状態になるし・・・結局、「これは甘くないスポーツドリンクなのだ」と信じることにして、濃度1%の塩水を製作。まあ、電解質の補給という意味ではこれで十分なんですが、あまり積極的に飲みたいシロモノじゃないなあ
ちなみに、この五宝木CPから出発した直後にちょっとリバースしちゃいました
。余裕をもった走りを心がけてきただけに、これはちょっとショック。仕事のストレスがここまで悪影響を及ぼしているとは
。11日と12日は「東北MTBフェスティバル」、14日には「間瀬サンセットエンデューロ」と事実上の3連戦が控えているのに
。
五宝木CPの先は、いったん下り、再び激坂を上って例の高原地帯に戻ります。ここで道連れになってくれた(向こうにそんな気はなかったと思いますが
)のが、ちょい古のMBKさん。
最初の下りで追いついてきた後、激坂区間で抜いていったのですが、抜かれた後はそれほど離れなかったので、しばらく引いてもらうと思った次第です。
ところが、この人が速い! 登りも速いのですが、驚いたのが下り。私も下りはかなり自信があるのですが、うっかりしていると引き離されてしまいます
。ちなみに、冷静にチェックすると、MBKさんは高速コーナーが速く、私はハードブレーキングからクイックに旋回させるタイトコーナーが速いようでした。ヴェレーノの剛性の高さと接地感に優れたタイヤの勝利ですが、スムースに走らせる限りは、古いクロモリフレーム車(フロントフォークはTRIGONの1インチカーボンフォークでした)でもかなり速く走れるのだということを認識させられました。
なんでそんなことをわざわざ書いているのかって? それはですね、目をつけていた1インチフォークの鉄フレームがあったのですが、剛性とかが心配で、購入に踏み切れなかったのですよ。それが、このMBKさんの走りを見て、「結局は腕だ」とふんぎりがついたというわけでして。それが何かは、ブツが届いたら報告します。珍品ですよ。ふふふ・・・![]()
それはそうと、高原からしばらくは下りなので、速い速い。あっという間に最初の給水ポイント(復路のコースは往路と少し違うので、これが最終エイドというわけではありません)に着いてしまいました。しかし、ここもスポーツドリンクは売りきれ! もうしばらく塩水甘くないスポーツドリンクで我慢しなければなりませんでした。まあ、集落まで戻れば自動販売機があるさ!
その後、転落即死亡といった感じの超デンジャラスな下り
をクリアして、ようやく集落に到着。赤い自動販売機が見えたので、「ラッキー!」と思ったのですが・・・そこには応援のおばあちゃんの姿が
! こっちの気もしらんと、おばあちゃんは笑顔で「がんばれ~!」なんて声援を送ってくれっちゃったりして・・・頑張れと言ってる相手の目の前に止まって、おもむろにコーラを飲むなんて、私にはできません! さよなら、しょっぱくない飲み物たち・・・
結局、ドリンクは最終CPまで補給できず
。結果として、ここでちょっと脱水気味になったかも。やっぱり塩水なんて、そうガバガバ飲めるもんじゃありませんからねえ
。
ちなみに、この最終チェックポイントも逆時間制限があり、12時まで出発できません。まあ、小赤沢CPと同じく、私にとっては良い休憩になりましたが
。
川に飛び込みたかったよ
そうそう、このCPの前には、こんな場所もあります。もちろん吊り橋は自転車を押して渡ります。こういうところを通るのも、比較的小規模なイベントならではですね
。
12時に最終CPをスタート。あと15kmといったところですが、登りと下りはまだまだ終わりません。この最後の区間で先ほどの赤いWIZARDの方が、「もしかしてHIDEさんですか?」と話しかけてこられました。ここに至ってようやくmoja2gouさんとちょっとだけ会話。途中で何度もニアミスしてたんですけどね
。本当ならここで、「じゃあ、ゴールまで一緒に走りましょう! 私が引きますよ!」くらい言いたかったのですが、もはやカラ元気だけで走っている私にそんな脚はなし。すぐに「さようなら~」になってしまいました
。
この後、ゴール前には地元の農家の方たちによる私設エイドがあり、バナナとネクタリンをいただきました。最終盤なのでエネルギーにはならなかったと思いますが、心遣いに感謝感謝です
。
そしてラスト。ここまでは、千切れても何とか先頭集団に追いついて、を繰り返していたのですが、ゴールまであと2kmほど、国道に出たところでついに熱中症の初期症状が
! 気持ち悪いやら、寒気がするやらで、走りきるだけでいっぱいいっぱいになっちゃいました。ああ、どうせなら最後まで元気に走って先頭集団の一員としてゴールしたかったなあ・・・
(明日の反省編につづく)







