週末に街を散歩していると、
大きな通りの街路樹の脇に、濃い緑色の大きな葉を広げて、
塔のように花穂を伸ばしている花が目につきました。

背の高さは約1m。大きなものは1.5mにもなります。
とても存在感があり自己主張しています。

「アカンサス」




紫色の萼の下に白い花弁がユニークです。
調べてみると、学名のアカンサスは「とげ」の意味だそうです。
花のつけ根の苞に鋭いとげがあることに由来するとか。

地中海沿岸地方の原産のこの花は遠く日本の地で逞しく咲き誇っています。


その隣には打って変わって、直径が3~5cmほどの赤い小花の花。
低木の「ランタナ」が群生しています。



ランタナはブラジル、ウルグアイなどが原産地。
暑さに強いこの花も日本での地位を得ています。

それにしても隣の「白い紫陽花」は日本原産。

ヨーロッパ、アメリカ、日本と3種の花が共存しています。
平和な風景です。