良いブドウが造られる基盤の一つは土壌です。
第3回はシャンパーニュ地方の土壌についてです。
チャレンジしてみて下さい。
ℚ1.シャンパーニュの土壌の多くを占めている成分次のうちどれか?
① 砂岩
② 花崗岩
③ 粘板岩
④ 石灰岩
⑤ 安山岩
ℚ2.シャンパーニュの土壌が造られた白亜期とは今から何万年前か?
① 6.5万~12万年前
② 65万~120万年前
③ 650万~1200万年前
④ 6,500万~12,000万年前
ℚ3.シャンパーニュの土壌の特徴でないものを選んで下さい。
① 保水力に優れている
② 排水力に優れている
③ 酸性土である
如何でしょうか?
答えは、
ℚ1:④ 石灰岩
ℚ2:④ 6,500万~12,000万年前
ℚ3:③ 酸性土である
【解説】
シャンパーニュ地方の土壌は地下深くまで深くある白亜紀(1.2万年~6.5千年前)のチョーク質土壌(石灰質土壌)が多く見られます。
地表堆積物は75%が石灰質 で、白亜質土壌、泥灰土質土壌、石灰石を含みます。
保水力や排水性に長けていてブドウ栽培には最高に適しています。
水が多いと根腐れを起こしやすくなり排水性が必要です。
一方で、石灰岩の保水性については1立方メートル当たり300~400ℓの水を貯める貯水池にもなっていて
最も乾燥の激しい夏でもブドウに十分な水分量を確保します。
その上、白亜質土壌はブドウ樹への水分量が程よく抑制されます。
土壌はアルカリ性です。
一般的な表土のpHが5.5〜6.0程度であるのに対し、石灰質層の土壌はpHが8を超えている場所もあるほどです。
石灰質土壌はpHが高く、カルシウムが豊富であることから、栄養摂取に優れています。

ご興味のある方は、「白亜紀(数千万前)の海底が良いブドウを育てた」⇒こちらをご覧ください。
詳しく解説しています。
