岩手県の南部地方は餅文化圏と言われます。
岩手には2つの食文化圏があります。
1つが餅文化圏ですね。
もう1つは北部地方のソバ文化圏です。
餅文化圏とは一関や平泉のあたりで、
このへんは土地が肥えているのです。
北上川の中流域で豊かな水田地帯なのです。
日本一の餅文化圏とも言われ、
餅料理の豊富さも日本一と言われます。
正月や節句などの年中行事には餅を食べた。
田植えが終わった頃や収穫の後などにも、
区切りとして餅を食べたわけです。
さらには冠婚葬祭のめでたいときにも、
もてなし料理としても振る舞われた。
それは餅の本膳料理(餅御膳)と呼ばれるそうです。
食べ方は300種類もあると言うから、
こりゃ日本一だわね。
情報によれば、この餅文化は江戸時代に
武家から商家に伝わって行った。
さらには農家へも広まり、
そこでは豊作と家内安全を祈る行事になったと言う。
そうして農家の生活の中に定着して、
現在まで続けられてきたと言うのです。
その農家では今でも「餅暦」というものがあるそうで、
餅を食べる日を示しているのだとか。
実に興味深いですね。
食文化というのは本来そういうものですよね。
気候風土と生活文化が混じり合ってできる。
今はそれが薄れているけど、
地方へ行くとまだ根付いているものがある。
地方へ行くとそんな楽しみがある。
平泉へ行ったときもそんなことを感じました。
餅文化に乾杯!!
⇒ 平泉のモチ料理に興味がある人はこちらへ。