東北旅行でひとつの楽しみであった盛岡の南部鉄瓶。
数年前から夫婦ともども南部鉄瓶には興味がありました
ネットでも購入することは出来ますが、お値段もそこそこするので、購入するなら現物を手に取って検討したかったので、今回の旅行で寄ってみたのです。
お店でスタッフさんに色々と話を聞き、コーヒー2ー3杯程度なら0.8リットルくらいでも十分ですが、我が家はその後お茶とかも入れて私は仕事に持って行きます
沸かす回数は少ない方が楽だし、鉄瓶はガスでもIHでも対応できるので、IHの場合は底の面積が広いほど効率が良いとのこと。
実際に湯を沸かす場合は、沸騰することを考えると容量の70-80%の水を入れることになります。
底の面積も広めとなると我が家では1.6リットルのサイズが良いと判断して買っちゃいました♪
(体重計で測定したら約1.6㎏でした)
帰宅して実際に湯を沸かして珈琲を淹れて飲んでみると・・・
いつもと違ってなんか味がまろやかなんですよ
しかも鉄分を自然に補給できるようで体にもメリットがあります
(内側をホーロー加工してある鉄瓶はメリットが期待できない)
鉄瓶の手入れは、お湯を移したら蓋を外して乾燥させるだけでOK
水の質によっては、茶とか白っぽい錆が出るようですが、そのままで何もする必要ないとのこと。
実際お店には何十年と使って、内部が茶色に錆びた鉄瓶がおいてありましたが、普通に湯を沸かして今でも使用してるとのことでした
この鉄瓶は、職人さんが手作りしているので1点ものになるそうです
色々なモデルがあり原型となる図面を参考に職人さんが表面の模様も含めて鋳型を作成します。
溶けた鉄を鋳型に流し込んで、固めた後に鉄瓶を取り出しバリなどを綺麗にして出来上がりだそうです。
ちなみに量産型(機械で作成される)の鉄瓶は安価で作れますが、肉厚の構造となり店舗で実際持ってみましたが、ずっしりと重たかったです
もう帰宅してからお湯は鉄瓶で沸かしてます
この鉄瓶の取っ手部分は可動しませんので、収納時スペースを取るかな?と思ったのですが、我が家は湯沸かしを出しっぱなしにするので心配する必要なかった
逆に取っ手部分が可動すると、湯をポットに移したりするときに動いて腕とか触れたり火傷する心配があります
ただ蛇口から水を鉄瓶に入れる時が少し邪魔くさいですね
それと取っ手部分は湯が沸いても、素手で持てますが蓋の部分は熱くて持てません。
ミトンを付けて蓋を抑えて湯を注ぐのが面倒になり、ちょっと細工することにしました(続く)