ほぼ2日ほど使い、お陰様で先日の大内山川解禁では昼からそこそこ掛かり感触もだいぶ掴む事が出来ました。


ヒデVの屋根裏部屋-サンテック01
サンテック AURIS CP2 8m


この竿の特徴(PTソリッド装着)ですが、竿全体はかなり先調子だと思います。

・対象の鮎がAV17,18cm前後だとPTソリッドでも余裕のパワー。それでもどちらかというとまだオーバースペック気味。


・ただし13cmでも囮として操作できるくらいこのソリッドは守備範囲は広めですね。 このサイズの鮎の場合、穂先から1番、2番までが曲がり3番はほとんど曲がりません。


・竿の感度(使用糸:天井糸、フロロカーボン:0.8 メタコンポ2:0・05)ですが、錘や針が石に当たると競技クラスの竿に比べてやや低い音程で解ります。


この辺は値段が違いますので競技クラスと比較すると若干落ちますが、釣りしてて困るレベルでもなく必要十分な感度を持っていると思います。
 
・操作性ですがかなり使いやすく、9m竿との差1mが快適性、操作性に大いに貢献しているのではと思います。
 
先調子で自重200gの軽さと1m短いという事で自分の操作が囮へダイレクトに伝わりやすいので、誘いをかけるのも錘付けて引く釣りでもやり易いです。


しかし半面強引な操作をすると竿が操作を吸収しきれず囮へのダメージは大きくなりますね。
 
それと風が強い日にまだ竿出していませんので、1m短い分の恩恵がどの程度かはまだ未体験です。


各パーツごとの重さを量ってみました( ̄▽+ ̄*)


ヒデVの屋根裏部屋-サンテック02

手持ち竿でメインに使う竿の上栓トリオ(笑

左から順ですが・・

バーサトル H2.75

SEIKI EVOLUTION REV900

サンテック AURIS CP2


ヒデVの屋根裏部屋-サンテック03
順番一緒の尻栓トリオ。


こうやって見ると一番高価なバーサトルの栓がかなりシンプルすぎる(笑


ヒデVの屋根裏部屋-サンテック04
上栓、尻栓のアップ。


よく見ると値段の割にはかなり手が込んでて、ちょっとお洒落ですね。

 
現時点ですが、川幅の比較的狭い中小河川ではこれ1本で行けそうな気が十分してます。


実際地元の宮川や大内山川で使用してみても問題ない気がしますね。


さらに静岡県では藁科川、狩野川などでもかなりのエリアでは通用すると思います。


あくまで私見ですが、短竿物色中の貴方!


お財布事情が許せば、実売10万以下で購入できるこの竿はメインロッドを押しのける実力を持っているかと思いますよ。


・反面気になる点としては、グリップのゴム質が、以前のダイワのゴム質に近い感じがして、経年劣化は大丈夫かちょっと気になった。


・上栓の着脱が固いよう・・(^^;


上の画像を見てもらうと解りますが、ちょっと形状が他のメーカーさんとは異なりますね。


展示会では上栓がすでに外されていたので手元に来て初めて現物みましたが、Oリングの2重構造で取る時注意しないと口金を痛めそうな感じでキツイです。
 
・尻栓ですが、中が中空になってまして、水が入ると自然には乾燥できません。


フーっと吹いて中の水を飛ばしましょう(笑


ちなみに栓の重さですが、先栓は 14g 尻栓は 8g 、穂先は標準穂先もPTソリッドともに 3.5g です。


竿全体の重さはこうなりました。

ヒデVの屋根裏部屋-サンテック05
総重量が 206g

ヒデVの屋根裏部屋-サンテック06
上栓を除くと 192g

穂先の重さはどちらも 3.5g なので、カタログ表示の 200g ってどこから出たのか謎です(笑

ぱたさん、営業さんに聞いてくださいね(°∀°)b