
行政くんは本日、期日前投票に行ってきました。
法律に携わっている以上、国民の権利は行使しないと・・・。
って、カッコイイことを言おうとは思いませんが
是非、選挙には皆さん行ってください。
今の調子だと、今回の参議院議員選挙、投票率30%台ってことにも・・・。
ところで、国政選挙のたびに思うんですが、
衆議院と参議院って違いはなんですか?

憲法では、42条に「国会は衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する」とし
43条では「両議院は全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」
そして45条、46条でそれぞれの任期が記されています。
また47条では「選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する
事項は、法律でこれを定める」とされ、ここでいう法律が公職選挙法と
いうことになります。
いち時期、参議院不要論なる議論がありましたが、憲法ではそもそも
二院制を前提として統治機構を考えているので、即、参議院不要というわけには
いかないでしょうが、こういった議論が噴出するのも、参議院の特徴というものが、
どうもはっきりしていないのが原因かと思います。
そもそも二院制の特色として以下のことがあげられると思います。
<長所>
① 議案審議を慎重にすることが出来、さらに法案の修正審議が可能になる。
② 社会各階級の世論を比較的公平に代表することが可能である。
③ 執行機関をして議会に対してある程度の独立的地位を確保させることが出来る。
④ 連邦と、州の連絡、均衡がやりやすい。
<短所>
① 他院に責任を転嫁しやすく、議会を無責任にする傾向がある
② 両院の権限を同等にすると、議院内閣制の政治運用が妨害されるおそれがある。
③ 第一院と第二院の構成を同一基盤に置くと、第二院は無用となる。
④ 二重の手数と費用がかかる。
(『西欧の議会』読売新聞社より引用)
これを見ると、先程の参議院不要論は、短所の③を原因とする
考えだと思われます。
つまり、今の選挙制度では、若干の違いはあるとはいえ、
似通った選挙制度でおこなわれている限り、参議院が衆議院の
コピーといわれても仕方ないのでは。
ここで一つ提案。
いっそのこと、選挙制度を抜本的に見直してみてはいかがでしょうか。
衆議院議員選挙は小選挙区選挙のみ。
参議院議員選挙は比例のみ。
こうなると、おそらく、衆議院は、限りなく2大政党にちかくなり
参議院は多党化するようになるでしょうね。
多分この方が、一票の格差を是正しやすいでしょうし、
本来、憲法が目指した二院制の特色を出しやすいと思うのですが
いかがでしょうか。


