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BATTEN がまだせ行政くん

九州・熊本の新人行政書士の徒然なる日記。

新年明けましておめでとうございます。


行政くんは、行政書士として初めてのお正月を迎えました。






みなさん、お正月はゆっくりできましたか?


熊本は、この3日間、比較的暖かい日が多かったので、


過ごしやすかったです。


個人的には、元旦から、高校以来、20数年ぶりに地元の駅伝大会に


参加し、2日にはこれまた10数年ぶりに中学校の大同窓会に


参加してまいりました。


月日の経つのは早いもので


自分も歳をとったなあと痛感する2日間でした。




年々、お正月の雰囲気がなくなってきているとよく言いますが、


自分が小さい頃は、28日くらいから、お餅をついたり、


大掃除したりとお正月の準備も大変だったですし、


大晦日には、日本レコード大賞をみ、紅白を


見ながら年越しそばを食べた記憶があります。


また初詣には、お正月飾りを飾ったクルマが行き来し、


親戚の集まりなど、そりゃあにぎやかだったことを思い出しますが


ここ数年、お正月らしいと思うのは、箱根駅伝と高校サッカー位の


ものですかね。


なんか、お正月の価値が失われているような気がして残念です。




そんな中、今年もたくさんの年賀状を頂きました。


年賀状は、なかなか会えない方々の近況を知るにも


大変役立っております。


特に、40代の半ばにさしかかった我々年代は


それぞれ重要なポジションに就いている方も多く、


また家庭の中でも、大学受験を控えたお子さんを


持つ方が増えてきました。


そういった年賀状を読んでいると、自分もこのままでは


いけないと悟ることもあれば、


いい意味で刺激を受けることもあります。




お正月。


いくつになっても、成長していかないといけないですね。






子どものころ、何になりたかったですか?


自分の場合、高校までは学校の先生になって


部活のバレーボールの指導をしたいと思ってましたし


大学に入ってからは、マーケティングに興味があったので


流通関係に就ければいいかなあと・・・。




しかし、いざ社会に出てみると、今やってる仕事が


本当にやりたかったことなのか、自問自答することって


一度はありますよね。



自分もまさにそうでした。


そんなに話し上手って訳ではないのに、何で販売の仕事に


ついたのか、後悔することもありました。


でも、話し上手でないと販売が出来ない訳ではないし、


自分は自分のやり方で販売すればいいと割り切る


自分もそこにはありました。


そういう葛藤を何度も経験していくと、


本当にやりたいことって見えたりします。




自分は、就職してみて10年くらい経って、


そういえば、まだ小学校に上がる前くらいのころ、


自分はこの仕事につくんだと決めてたことを思い出しました。


また、もし自分が生まれ変わることができたなら


きっと同じことを考えたと思います。


それは、大工。



さすがにこの歳になって大工に転職する気力は


ありませんが、いまだに自分で本棚や木工作業を


することが大好きです。


「モノをつくること」、それはきっと親が農業をしている


ことも影響してるのかもしれません。




それもあって、本屋さんで「カーサ・ブルータス」や


古民家再生の特集があるのをみると、ワクワクしてしまいます。




そういった縁もあり、安藤忠雄という建築家を知ることになります。


この人はすごい。


建築家であり、アーティストであり、クリエーターであり・・・。


ただ箱モノを創るだけでなく、歴史や環境や自然、人の思いなど


すべての要素を作品のなかに織り込むスペシャリスト。


「本物にふれる。」


まさにそれを体現させてくれる人物です。




その安藤さんが、書かれた本「仕事をつくる」のなかで


こんなエピソードがあります。










1987年、大阪に完成した「光の教会」。






正面に穿(うが)たれた十字架の開口部。


安藤さんは、ガラスを入れない方が風や光も入り


祈りを捧げる人々の心を一つにできるのではないかと提案したが


猛反発を受けたそうだ。


ガラスがなければ寒いし、雨も入る。


結局、ガラスは入れられた。


しかし「いつの日か、このガラスをはずしてやろうとねらっってる」と


書かれていた。





安藤さんなら、本気でやりそうなので洒落にならないが・・・。




何か信念をもって成し遂げるって素晴らしいですよね。


安藤作品は、安藤さんそのものの人となりをあらわし、


それは、たとえ安藤さんがなくなっても


後世に残る。


自分もそういったものを是非残したいものです。











早いもので、今年も3週間あまり。


来月には、また一つ歳をとる行政くんは


11月30日に初めての大仕事をやってきました。


某学校の講演会。



写真: 無事終了。

90分の時間配分がわからず、結局2時間しゃべってきました。



開業して間もない私が、


学生さんの前でお話ししてよいものかためらいましたが、


自らの受験で苦労した話や、


実際、行政書士になって感じてることを


この機会にまとめてみようと思い


お受けしました。



持ち時間90分。


以前勤めていた会社で朝礼などで話す時間といえば


そこ10分程度。


何度かプレゼンなどに立ち会うことはありましたが、


自分がメインで長時間話すのは初めての体験。




とりあえず、自分の中で30分ずつ区切って、


まず自己紹介を含め、行政書士を目指したきっかけを話し、


次に行政書士になってからのお話、


最後に自分なの勉強方法についてといった感じで


挑みました。



教室に入るとき、10名くらい来てくれるといいけど


思ってたんですが、15、6名ほどの参加にはビックリしました。


恐るべしLEC。


参加者の中には、今年受験された方、


来年受験を検討されてる方、


独学の方、


今年の受験で、合格できそうな方など


いろんな方がお集まりでした。


資格試験はどんな試験でもそうなんですが、


いろんな年代の方が受験されるので、


こちらも刺激を受けます。




結果、90分の持ち時間が、質疑応答まで含めて


ちょうど2時間話してきました。


意外と時間のたつのは早いもんですね。


それでも自分が話したかった内容の半分くらいしか


話せなかったので、もっと内容を絞り込んでもよかったみたいです。



その中で、来年の試験に向けて勉強する方に


参考になればと思い、3冊の本を紹介してきました。


来年の11月までにはまだまだかなり時間があるんで、


こういったときにこそ読んでもらいたい本が以下の3冊です。




憲法 第五版




1冊目はこの本。


芦部信喜 「憲法」 岩波書店。


自分たちは「芦部憲法」と呼んでます。


大学の授業でテキストとして使われることが多く、


資格試験のテキストは、この本をベースに受験用として


作られています。


初心者には難しいかもしれませんが、1年間勉強された方なら


十分読めると思います。







2冊目はこちら。


金井高志 「民法でみる法律学習法 知識を整理するためのロジカルシンキング」


日本評論社。


大学の教授が書かれた、民法の勉強方法を解説した本です。


こちらの本は、行政書士に限らず、法律家を目指す方向けに


書かれた本なので、内容は結構難しいですが


1冊目同様、大学教授がどういった点を注目しているのかを


知ることもできる本だと思います。








3冊目は、こちら。


「資料 政経」 東学。


この本は、高校の社会科、政治・経済で使われる副読本。


行政書士試験の中では、一般知識問題が14問出題されますが、


前半の7問は、政治・経済・社会・時事問題が出題されます。


そしてこのほとんどが、大学入試の政治・経済の問題と


似通っています。


そのため、政治経済の教科書を使って勉強する方法も


あるのですが、この本は、図解や年表などでまとめてあるので


こちらの方が勉強しやすいのではないでしょうか。


もちろん、朝日キーワードや新聞ダイジェストなども


一般知識対策に有効だと思います。




今回の講演で、あらためて気が引き締まる思いと


参加された方の熱心な姿に、刺激をいただいた感じです。