WBO世界フライ級タイトルマッチ@横浜BUNTAI | HIDEの食って走って

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3 / 15(日)ホテルを出て横浜BUNTAIへ。

 

 

会場には大勢の飯村樹輝弥応援団。岩手や滋賀から駆けつけた昔のジムの仲間もいて試合前から盛り上がる。

 

 

試合は進み、やがてセミファイナル。ついに俺たちのジュキヤが世界戦のリングにあがる。応援団の大声援に送られてリングイン。そして君が代斉唱。ジュキヤのための日本国国歌。早くも涙腺が緩む。まだ早いって。(笑)

 


リングに立つジュキヤの姿には、挑戦者としての覚悟がはっきりと刻まれていた。

相手はアンソニー・オラスクアガ。実績も経験も上回る将来のスーパースター候補。それでも、ジュキヤは一歩も引かなかった。

 

試合開始。序盤、ジュキヤは落ち着いていた。
スピードのあるジャブ、鋭い反応。距離を測りながら、相手の出方を見る。「これ、もしかしていけるんじゃないか?」と感じる出だしに思えた。

ただ、ラウンドが進むにつれて差がじわじわ出てくる。オラスクアガは距離の取り方が本当に上手くて、入る・出るのコントロールが巧み。さらにボディも効かせてきて、見えないところで削られている感じ。

 

それでもジュキヤは下がらない。打たれても前に出て打ち返す。時折繰り出すカウンターはかなり良くて、会場もどよめく場面が何度かあった。ただ、その一発を流れに変えるにはあと少し届かなかった印象。
 

終盤、蓄積したダメージがついに表面に出る。
足が止まり、それでもなお打ち返そうとするジュキヤ。だが相手の連打が襲いかかる。9ラウンド、レフェリーが試合を止めた。


正直、相手は強かった。でも何もできなかったわけじゃないと思う。スピードも反応も気持ちも、ちゃんと通用していた。ただ、距離の支配とかコンビネーションの精度、試合の作り方みたいな「完成度」の差があった気がする。

 

しかし最後まで逃げずに打ち合い、倒れずに戦い抜いたその勇姿には感動した。ナイスファイトだよジュキヤ。
あのリングで見せた執念がある限り、我らが飯村樹輝弥はまだ上へ行ける。そう思わせるに十分な、熱の残る一戦だった。

 

試合を見終え、BUNTAIを後にしたがいろんな想いが交錯してグチャグチャな感情のまま関内駅周辺を彷徨う。どこかで1杯やらないとこの気持ち収まらないな。