大型車の仕事を失ってから、すぐに見つかったのがフォークリフトの仕事でした。
正直に言えば、「選べる立場じゃない」という気持ちの方が強かったです。
ありがたいことに、フォークリフトの免許と経験はあったので、
2社ほど続けて働かせてもらいました。
でも、やってみて分かったことがあります。
同じフォークリフトの仕事でも、
職場によって、きつさも雰囲気も、全然違うということです。
1社目は、とにかくスピード重視。
休む暇もなく、ひたすら荷物を運び続ける毎日でした。
気づけば、体よりも気持ちが先に疲れていました。
「ここで長くは無理だな…」
そう感じて、退職を決めました。
そして2社目。
ここは少し落ち着いていて、作業も丁寧。
人間関係も悪くなく、「ああ、やっと落ち着けるかも」と思いました。
でも、今度は別の問題が出てきました。
収入です。
大型車の頃と比べると、やはり3分の2。
生活を考えると、じわじわと不安が押し寄せてきました。
「このままでいいのか…」
毎日、そんなことを考えながらフォークリフトに乗っていました。
仕事自体は嫌いじゃない。
むしろ得意な方です。
でも、将来のことを考えると、心のどこかがずっとザワザワしていました。
事故を起こした自分が悪い。
だから、文句は言えない。
そう思いながらも、
このまま流されるだけの人生でいいのかと、何度も自問自答しました。
そして、この頃から少しずつ考え始めたのが、
「働き方」ではなく「生き方」そのもののことでした。
フォークリフトの仕事にも、ようやく慣れてきた頃。
気持ちも少し落ち着いて、「ここでやっていくのかな」と思い始めていました。
そんなタイミングで、一本の連絡が入りました。
以前とは別の会社が、大型車の運転手を探しているという話でした。
正直、驚きました。
そして同時に、心が一気に揺れました。
「また、あの仕事に戻れるのか…?」
事故を起こして仕事を失った自分に、
もう一度チャンスが回ってくるとは思っていませんでした。
フォークリフトの職場にも慣れてきて、
人間関係も悪くない。
ここで続ける選択も、もちろんありました。
でも、この話は、どう考えても大きなチャンスでした。
なにより、収入が元に戻る。
生活の安心感もそうですが、
頭に真っ先に浮かんだのは、やはり「新NISA」のことでした。
積立や投資を続けるうえで、
毎月の余裕は本当に大きな意味を持ちます。
「ここで戻れたら、積立がかなり楽になる」
そう考えたとき、気持ちはほぼ決まっていました。
慣れてきた環境を離れるのは、正直もったいない。
でも、今の自分にとって何が一番大事かを考えたとき、
このチャンスに乗らない理由はありませんでした。
そして、転職を決意しました。
また大型車に乗る日々が始まります。
今度は、前とは少し違う気持ちでハンドルを握ることになりそうです。
次回は、実際に復帰して感じたことを書こうと思います。