お分かり頂けただろうか?
このモコモコ感!
小鍋で牛乳を温め、
泡立て器でフワモコに。
めちゃ濃〜いコーヒーと
合わせると……。
なんちゃってカフェラテの
出来上がり〜!



「フワモコおうちカフェラテの
お客さま〜」



喫茶『おうちカフェ』

そのマスターであるおれは、

常連さんに原価二十五円の、

(厳密にはカフェオレなんだが)

カフェラテを出している。



「はぁ〜い。こっちですぅ〜」

彼女は常連のヨメ子ちゃん。

育児の疲れを取りに

ウチへとやってくる。



彼女には生後三ヶ月になる

息子がいる。

夜泣きもしない、

起きても乳を飲んだらすぐ寝る。

一日二〇時間寝るらしいが、

そんないい子がいるのだろうか。

つか、ノンストレスなのでは?



子供が笑うようになってきて、

可愛さがとどまるところを知らない、

と言っている。




ウチのコーヒーは、
もちろん豆は挽きたて。
ゴリゴリと豆を挽いていると、
幸せの香りが漂ってくる。



おれも一緒にラテタイム。

ワザとラテの泡を鼻につけるおれ。

それを取って、

ペロリとなめるヨメ子ちゃん。

「い、いけません。奥さん」

お決まりのやり取りの後、

ゲラゲラ笑うのが「おうち流」



「今日は、おうち映画館に

行こうかな〜」

そう言って、ヨメ子ちゃんは

お持ち帰りのバナナケーキを

持って二階へ行く。

二階にはHuluの二週間お試し

映画館がやってきているのだ。


初めて焼いた。
バナナケーキinオレオ。
つか、お菓子を作るのは
人生でこれが2回目かも。

クックパッド先生が教えてくれた。
簡単なのに、かなりウマい。



こうしておれはヨメ子ちゃんと

映画デートを楽しむのであった。

※この作品は少しだけフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは関係ありません。
やり取りなどは事実に基づき再現しております。