結婚の条件に年収を入れると危険? | 千代田区で働くエージェントのブログ

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某転職エージェントに勤務する会社員であり、家庭では1児の娘を持つ
父親でもあります。
就職・転職や女性の永久就職(結婚)に関して日々感じることをブログに
綴っていきたいと思います。

今までずっと就職・転職をキーワードにブログを綴ってきましたが

今日からそこに女性の永久就職(結婚)もキーワードに 加えて

いきたいと思います。

一見全然別のように思われるかも知れませんが、この2つは

かなりの類似点があることをこの仕事を続ければ続けるほど

強く感じます。





結婚の条件に男性の年収を加えている方はかなり多いと思いますが

ひとつのラインが年収600万円以上ではないでしょうか。

この数字を根拠とする理由は

・夫婦と子供一人が普通に暮らしていける世帯年収

・自分の年収よりも少し上の年収ライン

等様々あるかと思います。 実際に子育て世代の平均年収は

600万~700万円程度なので、ある意味妥当な数字です。




しかし、ここで問題となってくるのが独身男性の中で年収600万円

以上稼ぐ男性がどのくらい存在するのかということですが、各種統計

調査によると約10~15%(30代の男性)くらいしか存在しません。

東京都の女性の平均初婚年齢が30歳前後ですので、未婚率を50%と過程

すると単純に4~5倍の競争率ですが、当然20代の女性も30代の男性

をターゲットとしていることを考えると7~10倍ぐらいになるのでは

ないでしょうか。



年収600万円を条件としている女性の方は、この厳しい競争に勝てる

だけの魅力をお持ちでいらっしゃるのでしょうか。

もし、自信を持ってYesと答えられる方は問題ないかと思いますが、

そうでない方は、現状600万円稼ぐ方ではなく将来5年~10年後に

その年収を稼げる方を見つけるという発想を転換してみてはどうでしょう?




30歳で年収300万~400万円でも40歳で600万円以上稼ぐのは十分に

可能です。共働きであれば、世帯年収で900万~1000万円も全然不可能

なことではないでしょう。




婚活は熾烈な競争だという認識ができれば、とるべき戦略も変わってきます。

勝てない相手とは戦わないというのも立派な戦略なので、自分の勝てる市場

はどこなのかということをじっくり考えてみると結果は変わってくると思います。