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ひでのブログ

おもいうかんだことをいろいろかきます

新設の広報部に異動したので,
今月はビジネス書を中心に読み漁った。

この1冊ですべてわかる 広報・PRの基本/日本実業出版社
¥1,890
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すべてわかる。まさしく網羅型の本である。
情報量が豊富で,参考書的だ。
この知識を土台にどう戦略を組み立て,
戦術を実行していくのかが問われることになるだろう。
きっと筆者はおしゃべりなおじさんだ。
説明用の図版にその特徴が現れている。
往々にして若者には分からないような表現が満載である。

育てる技術/日経BP社
¥1,470
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明確かつ具体的な指示を出す,ということの重要性。
昔の自分はこうだった,というのは歪んだ経験論は間違いということだな。
かなりリアリティのある実例には肝を冷やされる。
これは良書だと思う。
まだ育ててもらう立場だが,早いうちに身につけておきたい。
部下育成の教科書/ダイヤモンド社
¥1,575
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「部下」の成長段階を以下の4つに分け,
その成長(トランジション)をサポートするのが,
「上司」であるマネージャーの役割としている。
①スターター→②プレーヤー→③メインプレーヤー→④リーディングプレーヤー
論旨は明確で,論理的だから,1時間程度あれば読める。
誰にでも役にたつとても良い本だと思う。
自分のような「部下」が読むべきこともたくさん書いてある。
自分が①~④のどの段階にあるかを考えて,
足りないもの,足りているものをチェックすることができた。
たまにこの本を読み返すこともあるだろう。
本当に言いたいことが伝わる技術/フォレスト出版
¥1,470
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自分のもやもやを吹き飛ばすどんな劇薬が処方されているのかと思いきや,
内容は典型的な筆者の成功体験で,
大したことは書いていない。
BOOKOFFに売ってしまった。

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遅ればせながら,有川浩フェア。
面白いだけじゃなくて,
仕事に役立ちそうなこともたくさん書いてあって,
思わぬ収穫。

県庁おもてなし課 (角川文庫)/角川書店
¥740
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いい本には違いないけど,この本の文体はあまり好きではないな。
空飛ぶ広報室/幻冬舎
¥1,680
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これは面白く読めた。
各人物の描き方もとても魅力的。
参考文献として自分も読んでた広報の本がクレジットされていたのも,
ちょっとうれしい。
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街場の読書論/太田出版
¥1,680
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内田さんはやはりすごい。
何がすごいって,
それは知識でも思考の独創性でも表現力でもなくて,
(もちろんそれもすばらしいですよ)
内容のある文章をきちんと読ませる力です。
優れた研究者は数多くいますが,
レヴィナスやラカンの言っていることを
「読める」ことばにできる力をもっているのは,
日本では内田さんぐらいしかいないのでは?

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/文藝春秋
¥1,785
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村上春樹。
とりたてて好きな作家というのでもないのだけれど,
現代の日本の他の作家とは全然違っている。
読み終わったあとの,いつものなんとも言えない感じがすごく好きだ。
やはり好きな作家なのだろう。
私と同じように,村上春樹の本を手にとるような人の多くが,
「矛盾を孕んだ」登場人物に自分を重ねているんじゃないだろうか。
「自分はこう見えるけど,実は人と違う部分があって…」なんて風に。
だからこそ,今の時代でもこんな本が売れるんだろう。
(もちろん,そうじゃない人も多く買ってると思いますが)
でもこういう本が売れてくれるのは,個人的にはとてもうれしい。
この期間だけ,「評論家」が一時的に増える現象もうれしい。

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↓読みかけの本

Thinking, Fast and Slow/Penguin
¥1,416
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ようやく半分。
とても示唆とユーモアに富んだプラクティカルな本。
来月中には読み終えて,いずれまとめたい。
美術の物語/ファイドン
¥2,205
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ゴンブリッチの伝説的名著。
分厚い本だが,
言及されている絵に対応する図版が巻末に取り上げられているのがうれしい。

The Origins of Totalitarianism (Harvest Book, H.../Houghton Mifflin Harcourt
¥価格不明
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ハンナ・アーレントの名著。
大学1年の時に初めて読んで衝撃を受けた本だ。
英語だと1冊で読めると思って喜んでいたが,
Kindleでなんと14669ページ。
日本語でもちんぷんかんぷんだったが,
英語だとさらにちんぷんかんぷん。
読み終えるのに,何年かかるだろうか。
まだ第2版への序文を読んでいるが,
こんなこと書いてあったかなと初めて読む感じ。
内田樹さんの『街場の読書論』を読んだ。
失礼を承知でいうが,
内田さんの書く本は別に独創的な内容を持つ本ではない。
むしろみんなが納得することを代弁してくれる
「おじさんのお説教」にも似た愉悦的な本である。
ただし,その文章の提示の仕方が他の多くの文筆家とは異なっている。
どう異なっているかはこの本に詳しく書いてあるが,
リーダビリティ,つまり読者への配慮という点だ。

内田さんは今でこそいろいろな分野のことを自由に書いてらっしゃるが,
そもそもレヴィナスの哲学を専門とする研究者だ。
レヴィナスといえば20世紀の哲学者の中でも難解な部類に入る哲学者で,
使っている語彙が難しいなとか,
複雑な計算をしているなという難解さではなくて,
そもそも何について話しているかが理解できないという種類の難解さだ。
まさに別の次元で話す哲学者である。
そんな哲学者について書こうとする者,
あるいはそんな哲学者に倣って書こうとする者は,
大抵,読者に配慮など払わない,
むしろ,配慮など払う余地がない。
ましてブログというフォーマットに収まる文章は書けない。
(私自身がそうだ。)
ところが,内田さんにはそれができる。
それは実は驚異的なことなのだと思う。

現代における文学の存在意義とは何か,
という問いが文学の外部から出された時,
通常の文学者は,
優れて文学的な回答を提出するだろう,
というか,実際に提出してきた。
ある意味で文学への疑義に対して文学をもって回答することで,
現代文学は命脈を保ってきた,というより保っていると思っている。
実際にそれは文学的に「正しそうな」回答だからだ。
しかしこれでは形式的に言って,
文学の外部からの問いには十分に答えられていない。
それは「日本語話せますか」と尋ねる英語が話せない人に,
正しい文法の英語で訳の分からない返事をしているようなものだ。
その点で学問としての文学の終焉は,
すでに始まってしまっているのかもしれない。

学問としての文学には,
残念ながら真の独創というものはなくて,
どうしても過去の文学の蓄積を
土台にしなくてはいけないという事情がある。
性質上ある文章を読んでいないと学問が成立しないという点で,
自然科学や芸術とは決定的に異なる。
内田さんの仕事ももちろん過去の土台の上になされているが,
内田さんが物を書くときには一旦土台から降りて,
相手といっしょに土台の上の建造物を見上げるような,
そうした読者への配慮を決して忘れることがない。
内田さんが書いている内容には賛否両論があるかもしれない。
「読める」文章,議論に対して常に開かれている文章というのは,
読んでいて心地よいものだ。

また読みづらい文章になってしまいましたが,
誰かに読んでもらうためじゃないにしても,
「読みやすく書くことは大事だ」ということが
分かったという話でした。

街場の読書論/太田出版
¥1,680
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Life’s Backward Glances (Spkg)/ECM
¥3,172
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Athens Concert/Ecm Records
¥2,919
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ドビュッシー:前奏曲第1巻(全/ポリドール
¥2,548
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ドビュッシー:前奏曲集第1巻・第2巻/ユニバーサル ミュージック クラシック
¥4,500
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ツィメルマンがドビュッシー?と思っていたが,
リサイタルで聴いてびっくりした。
ドビュッシーにまだ新しい可能性があるとは思わなかった。
今月聴いたベスト盤。
Pierre-Laurent Aimard: the Warner Recordings/Warner Classics
¥6,816
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優等生。
何を弾いてもうまい。

NHK「デザインあ」/ワーナーミュージック・ジャパン
¥2,000
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こういうのはとても好きだ。
ジャン・フランセ (1912~1997) : 生誕100周年セット (Jean Francai.../WERGO
¥4,375
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クラシック音楽に分類するには,
あまりにくだけた音楽だが,
これほど手軽に愉悦感が味わえる音楽というのも
そう多くはないだろう。
話には聞いていたが,
フランセはほんとにピアノが上手い。
歌うように弾くとはまさにこのことだ。
ピアニストとしても録音を残して欲しかった。
Music for Solo Piano Duo & Duet/Nimbus Records
¥3,183
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作曲者フランセのピアノもいいが,
こちらの方がなぜか正統的に聴こえる。
ケフェレックが描くサティの世界 (Satie & compagnie : Pieces pou.../Mirare France
¥3,238
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練られたプログラム。
繊細かつ洒脱なピアニズム。
デュティユーの作品集の録音も良かったが,
また違った雰囲気だ。
Schumann: 4 Symphonies/Deutsche Grammophon/Special Im
¥3,910
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Complete Music for Saxophone/Brilliant Classics
¥1,690
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Jolivet: Les enregistrements Erato/Warner Classics UK
¥1,889
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Schumann: Chamber Music/Warner Classics UK
¥2,208
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正直なところ,
シューマンは最近まで敬遠していたのだが,
ル・サージュにしてもユボーにしても,
きちんと聴かせてくれる。
特にユボーは決して派手なピアニストではないのだが,
非常に滋味に富んだ音楽を聴かせてくれた
本当に余人を持って代えがたいピアニストであったと思う。

Request/SMAR
¥2,500
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elementum/Penguinmarket Records/YOUTH INC. & Gumbo Groove
¥2,500
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魔法のメロディ/ERJ
¥3,059
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THIS IS MY STORY/ビクターエンタテインメント
¥2,500
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VOICE/TELARC
¥2,214
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Les Rarissimes Du Quintettes I/EMI Classics Imports
¥1,298
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フランセがピアノを弾くプーランクの六重奏曲がとてもいいということで,
Amazonでようやく手に入れた念願の一枚。
録音は古いが,どの楽器もいきいきしている。
6つの楽器がこれほど個性を出し合う曲,演奏はそれほど多くないのでは?