知のプラットフォームとしての建築について | ひでのブログ

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おもいうかんだことをいろいろかきます

単に知を蓄積するだけの時代はもう終わったとされる。

自分の知を「編集する」点で,
interdisciplinaryな視点は欠かすことができない。
(「学際的」ということばは文部科学省的な匂いがするからあえて使わない)

建築というのはすぐれてinterdicsiplinaryな知的領域であるとつくづく思う。
それは「知」それ自体が建築物に似た構造体であるからに留まらない。

建築学は言うまでもなく工学の一分野であるが,
美的な側面も多分に持ち合わせている。
斬新な建築というのは,
これまで想像もしていなかったようなイマージュを
見る者に対して開陳するものであるが,
それを支えているのは
その構造に対する,
その材質に対する,
その拠って立つ土地に対する厳密な計算と綿密な検討である。
(邦題:建築をめざして)
このル・コルビュジエの記念碑的著作は,
建築にまつわるこの工学と美学とのスリリングな鬩ぎ合いに
専ら捧げられていると言ってよいだろう。

別の角度から見てみよう。
建築がデザインするのは建物のみならず,
人々の生活空間である。
衣服が人間の身体を覆うように,
建物が社会の身体を覆っている。
1本の道路,駅の構造ひとつでその街の経済活動は大きく左右され,
席の配置ひとつでそこで行われる会議の趨勢が変化することもありうる。

行政と建築,権力と建築,建築と社会活動…
建築物,そして建築という営みは私たちに多くのことを教えてくれる。

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