散逸の危機に瀕した釣具や関係資料を保存し、後世に残したいという思いから、株式会社週刊つりニュースを創設した船津重人が1989年に、釣りの分野では全国初の本格的な公開施設として開設。館内には初代館長・船津重人自らが収集してきた各種和竿、魚籠、書籍などをはじめ、全国から寄贈された多数の伝統的釣具を展示しています。東京本社の建て替えに伴い、2000年3月1日に新資料館として新たなに展示品を充実し、日本の釣り文化を顧みながら、名工の技に親しんでいただけるよう、一般ファンに無料で公開しています。
和竿や魚籠(ビク)など、名工の手による伝統的釣り具は、時代の流れとともに次第にその影をひそめようとしています。釣り文化資料館では、そうした散逸の危機にある各種和竿、魚籠などを多数展示し、多くの方々に親しんでいただけるよう無料公開しています。
