このブログは 中年おじさんの散策 3の続編です。

 

20131213 紅葉・東京南西
東京都品川区北品川
          御殿山
 眼下に江戸湊を見下ろす高台で、江戸時代初期から徳川家康が建立したと伝えられる品川御殿があったためそう呼ばれる。歴代将軍鷹狩の休息所として、また幕府重臣を招いての茶会の場として利用されていた他、桜の名所として有名であったが、元禄15年(1702)2月11日四ッ谷太宗寺付近の出火で麻布御殿ともに焼失、8月14日に廃止された。寛文(1661-73)の頃から桜が移植され、文政7年(1824)の宿差出明細帳写(品川町史)によると御殿山の面積は11500坪で600本に及ぶ桜の名所として整備された。
  一角はホテル・コンドミニアムが建つが庭園は開放されているので気楽に散策することができる。原美術館が隣接している