皆様お疲れ様です。



職場の人で

突然お休みになってしまった方がいたんです。



Aさんとします。



Aさんのお休みの理由は

お母様の体調が優れないので

との事。



Aさんは私よりも

明らかに歳上の方なので

お母様もかなり高齢なんだろうと思います。



今日は病院にでも

連れて行ってあげるのかな?

そんな程度に思ってました。



次の日

Aさんは出勤してきて

昨日はすみませんでした。と

言っていました。



まあでも

仕方のない事ですからね



私は

全然大丈夫ですよ。と

返しました。



そんな事もつかの間



Aさんのお母様が亡くなられたと

連絡がありました。




しばらくの間お休みしますとの事で

10日くらいお休みされていました。



お休みされている間に

1度電話があり

たまたま私が電話を受けたのですが

電話口でも分かるくらいに

Aさんは泣いていました。




もちろん

Aさんにとっては大切なお母様

亡くなって悲しいのは当たり前



そんな事は分かった上でなんですけど

90歳を過ぎて亡くなられたお母様と

どうしても我が子と比べてしまう




なんて自分は嫌な奴なんだろうと

思うんですけど



どうしても長男の事だけは

主観でしか見れなくて



頭では分かってはいるんです。



人の生命を比べてはいけない

でも何故か悲しくなる悲しい



そんな複雑な気持ちで過ごしていました。



お休みが明けて

Aさんが職場に戻ってきました。



私を見つけて

声をかけてくださいました。



でも

ボロ泣き状態で

何を言ってるのか

全然分からないくらいでした。



でもきっと

お休みしてしまった事や

弔電についての謝意だったと思います。



私は一言だけ

辛かったら我慢しなくていいからね

と伝えました。



そうしたら

余計にAさんは泣いてしまって



ありがとうございます

〇〇(私)さんもお子さんの事があるのに

本当にすみませんえーん



家にいる時は平気なんですけど

ここに来て皆の顔を見たり

優しい言葉をかけていただくと

どうしても我慢出来なくて……えーん




それ

めちゃくちゃ分かるなぁと思ったんです。



そして私も当時の気持ちが

一気に蘇ってしまいました。



当時私も休み明けに

ご迷惑をかけた部署や

葬儀に来てくださった方達へ

ご挨拶回りをしたんですけど



私以上に泣いてくれたり

抱きしめてくれたりね

本当にありがたかったです。



葬儀の時も

長男の事なんか知らないはずなのに

涙を流しながら来てくださって

私はその涙に少し救われたというか

苦しみや悲しみを共有してもらったような

気持ちになったんですよね。



きっとAさんも

従業員の皆の優しさに

少しでも救われていればいいなと思いました。



そしてやっぱり

人の生命は比べてはいけないというか

誰かが亡くなるという事は

必ず誰かが悲しむという事



誰かにとって

大切な人が喪われるっていう事は

その大きな愛も失われるという事で



そこに

年齢だとか

続柄だとか

そういうものは一切関係なく



私が流した涙と

Aさんが流した涙には

何の違いもないという事を

強く感じました。



でもきっと

私は人間まだまだ出来てないというか

未熟者なので

誰かが亡くなったら

また自分の子と比べてしまうのかもしれない



愛と悲しみの八つ当たり



したくないけど

それだけ存在が大きいって事なんでしょうね…



それはもちろんお互いなんだけどね



みんなの亡くなった人は

みんなにとっての

大切な人っていう事なんですよね。



当たり前の事なんですけど

主観になり過ぎないように

見れたらいいなと思います。



なんか今回は

結果的にちょっと訳分からない感じの

ブログになってしまいました……


最後までお読みくださり

ありがとうございます。



はじめましての方へ

よろしかったら

こちらもお読みいただけますと幸いです。



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