皆様お疲れ様です。
今日は昨日のブログとは打って変わって
先日私に起きた
辛かった事の話になります。
そして今回、自分の気持ちをぶちまけるために
死の瞬間について触れています。
だからもし辛くなったら
読み進めないでほしいです。
それは私と同じ想いをしてほしくないからです。
でも、ブログに書いてしまいました。
大変申し訳ごさいません。
そして
こんな前置きをしなきゃいけないくらい
私の心がかき乱された話を
割とそのまま書いてしまいました。
書こうかどうしようか悩んだんですけど
なんか収まらなくて結局書いてしまいました。
大丈夫そうだったら読んでください。
異動前の２月末の出来事
社外の会議に出席をしました。
各社代表が1～2名づつ集まって
色々と協力して取り組む議題について
話し合うんですけど
会議が始まる前に
お昼のお弁当タイムがあるんですね。
私は席に着いて
お弁当を食べていたんですけど
コの字型に並べられた長机の向かい側に
ちょっと恰幅のある
いかにも偉そうな感じの男性がいたんです。
人物像としては声が大きくて
笑い声も「ガハハハハ」みたいな感じなんですが
お弁当を食べていたら突然
「まだ喫煙所とかあるんですね！」って
言い出したんです。
私が座っていた後ろに
ベランダに出る扉があって
そこが喫煙所になっているんです。
そこを指して言ったんですけど
うちはもう喫煙所無くなりました
なんなら俺はもうタバコ辞めたんだ！と
軽い禁煙マウント。
私も相当前に辞めているんですけど
「あー、はいはい」
みたいな感じで聞き流していました。
すると周囲の人達が
「辞めちゃったんですかー？」
みたいな感じで話したら
その人(仮にAさん)が
自慢気に話し始めました。
俺、心筋梗塞で倒れたんだよ！って。
それを聞いた瞬間
私の心はザワザワしました。
長男が亡くなった病と同じだったから。
正直、聞きたくないと思いました。
でも周りの人は
「えぇっ!?大丈夫なんですか？」って
聞くじゃないですか？
そこからはAさんのオンステージです。
しかも声が大きいから
聞きたくない私の耳にもバッチリ聞こえます。
以下、Aさんオンステージ
なんかさー！
突然胸が痛くなったのよ！
しかも焼けるようなありえない痛さだったから
これはヤバいと思って
近くのお店に入ってさ
救急車呼んでくれ！って頼んだんだよ。
お店の人が椅子を用意してくれたんだけど
椅子に座ることも出来なくて
そのまま床に寝てたの。
そしたら救急車が来てくれたんだけど
救急病院がすぐそこでさ！
5分で着いたわけ！
それで病院に運ばれたんだけど
俺は自分の身体がそんな事になってるとか
知らないから割と冷静だったんだけど
病院の人はバタバタしてんのよ！
先生から話せるならずっと話してて！って
言われたから話そうとしたんだけど
突然手足から血の気が引くのが分かったの！
それで、これはヤバい！と思って
先生に「ヤバい！」って言った所で
俺、心肺停止になっちゃったみたいで！
でもさ、心肺停止でも頭は動いてるっていうか
夢を見てたのね。
どんな夢かっていうと
目の前にでっかいルーレットがあるの
白黒白黒白黒…みたいになっててさ！
それでそれが回るのかと思ったら
ルーレットがピカッ！って光ったの！
そうしたら目が覚めたんだけど
ピカッ！って光った瞬間
実は俺、AEDで電気ショックを
受けた時だったんだよね！
それで目が覚めたんだけど、先生から
今、心肺停止してたよ！って言われてさー！
俺、ビックリしちゃったよー！
……という感じで奇跡の生還を
持ちネタの武勇伝のように雄弁と語るAさん。
その後も心臓のリハビリの様子を詳細に語り
3ヶ月入院したとか
AEDまでの時間が早かったから助かった
倒れた場所が病院の近くだったから良かった
などなど、嬉しそうに話していました。
まず大前提として
このAさん、助かって良かったなと思います。
Aさんの家族が悲しまずに済んだ
そう思うと余計にそう思います。
あと、私がこんな境遇でなければ
「すげー」って感じで聞けたと思います。
でも当然そんな事はなく
お弁当を食べながら聞こえてくる話が
まるで自分の事を攻めてるような
こうだったから、こうやったから助かった
そういう話が
私とは全て逆で
だから長男は助からなかったんだって
ものすごい思い知らされてしまった。
しかもかなり詳細に話すので
ひょっとしたら長男は
このAさんと同じような感じだったのか
そしてそのまま旅立ってしまったのか
嫌でも入ってくる話に
心をかき乱されました。
そしてAさんが見たという夢
Aさんはルーレットだったって言ってたけど
長男には何が見えていたんだろう？
綺麗な青空？、それとも海？
一面に咲く花畑？
そこに大好きな人達や
私達家族は居たかな？
せめて夢の中だけでも
一人ぼっちじゃなくて
大好きな人や暖かい景色の中
旅立てていたらいいな……
最期の瞬間は
優しい気持ちで旅立てたのだろうか。
そんな願いにも近い感情に
涙が止まらなくなり
思わず席を立ちました。
私達は何で大切な家族を
失わなければならなかったのでしょうか？
助かる人と助からない人
何で私の長男は助からなかったのでしょうか？
自慢気に話すAさんを見ながら
うちの子はそれで亡くなりました！って
大声出してやりたいくらい
憎悪のような感情が湧き上がってしまい
ダメだなぁー俺、と自己嫌悪
でもどうしてもAさんの話が
長男を死に至らしめた方法を
説明しているようにしか聞こえなくなってしまい
本当に辛かった
ただ、もしも本当にそんな事言ったとして
私の本当の気持ちなんて分かりっこないし
変な空気になるだけで
言ったところで…とは思います。
マジでなんなん？コイツ…という
私の悪い心が
ずっとずっと渦巻いてしまい
会議どころでは無くなってしまった私でした。
でも本当にAさんが助かったのは
「良かったですね」って思ってはいます…
でも、だから余計辛いのかもしれませんね
うちは助からなかったから…
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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