皆様お疲れ様です。
長男がこの世を去って1年が経ちました。
私はこの「1年」という節目を
迎えたわけですが
この日がやって来るのを
ずっと怯えていた反面
ほんの少しだけ
ほっとしている事がありました。
今回はそんなお話です。
まあまあ「おかしな事」を書きますが
でも私はかなり真剣です。
1年前に長男が亡くなって
突然我が家の平和は崩れ去ったわけですが
本当に平穏というものは
奇跡の連続によって成り立つものなんだと
身をもって知ってしまいました。
特に何の心構えもなく
長男が逝ってしまったのもあって
その衝撃は凄まじく
それまで持っていた
私の生と死の概念は
大きく変わったわけです。
以前は
人はそう簡単には死なない
そういう意見を持っていましたが
そんな事は全くなく
ちょっとしたきっかけで
簡単に人は死んでしまう
そう思うようになりました。
そう思い始めてから
私の中にひとつの不安が生まれました。
「また誰か亡くなるのではないか」
という恐怖に襲われ続けました。
特に娘と次男の2人が
私は心配で仕方ありませんでした。
少しでも帰りが遅いと心配になり
何処かへ出かけると言っても心配
もちろん朝起きて来なくても心配
そして学校へ
歩いていくとなっても心配になるという
もはやノイローゼ状態
そして理由は謎なんですけど
長男が亡くなって1年は
同じような事が
起きるような気がして仕方なかったです。
だからということもあるんでしょう
次男の部屋に毎朝入って
生存確認をついしてしまう。
ま、今も続いているんですけどね。
それで
これもまた謎なんですけど
2025年1月10日
長男の祥月命日
この日にまた何か起きるのではないか
そんな不安をずっと抱えていました。
でも、何も起きませんでした。
そりゃそうだろうよ、と
普通に考えればそうなんですけど
自分はそうだろうとはならなかった。
なんとなく1年が経って
その気持ちも少し薄れてはきましたが
でもやっぱりゼロになったわけでもなく
まだ私の心には不安はあります。
もう誰も失いたくないし
私が今この世を離れるわけにもいかない
まだまだやり残してる事は
沢山あると思っています。
それに
長男に会いたくないわけじゃないですけど
私が会いに行くのではなく
お前(長男)がこっちに来い!と思っています。
だから私はまだ行きませんし
誰も行かせません。
この世で長男と関われることは
全部やり尽くして満足してから
私は旅立ちたいと思っています。
という
私はめちゃくちゃ生に執着してます
ってお話でした(笑)
今もし長男に会いに行ったら
「お前、何しに来たん?」って
言われそうです。
だからまだまだ死なねーぜー
飛び立つカラス
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ありがとうございます。
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