皆様お疲れ様です。
「ねぇ!俺が生まれた時ってどんなだった?」
昔、毎年この日になると
こんな会話がありました。
奥さんは優しい目で子供達を見つめ
話し始めます。
自分の話じゃないけど
妹も興味津々
当時は次男はまだ生まれてなかったので
2人なんですけど
座ってるお母さんのお腹の上に顔を乗せて
目をまん丸くして聞き入っていたね
本当の予定日は17日だったんだけど
遅れちゃってね…
22日の朝方
お腹が痛くなってね
病院に向かったんだ
病院に行く前に
パパの会社の前を通って
「行ってくるね」って言って
パパは笑顔で「頑張れ」って言ってくれて
それでお前は生まれたんだ
3650g
元気な男の子
産道を通る時の影響で
お前の頭が伸びちゃって
仕事を抜け出してきたパパが
お前を見てびっくりしてたんだよ(笑)
でもすぐ治ったけどね
大きかったから首もすぐ座って
抱っこも楽だったよ。
可愛かったなぁ……
子供達が小さい頃
毎年誕生日になると
この話になっていました。
でも今年はそれを話す相手がいません。
誕生日が来ても泣かないって思ってたけど
誕生日パーティーの動画を見たら
泣いてしまいました。
久しぶりに見る長男の笑顔に
涙が止まりませんでした。
やっぱりアイツがいないのは
すごくすごく悲しいです。
こんなにも彼の存在が大切だと
思った誕生日もありません。
生まれてきてくれた事に
こんなに感謝した誕生日もありません。
悲しみも混じっていますが
今の涙はそういう涙だと思います。
アイツが生命をかけて伝えてくれた
かけがえのないもの
愛
笑顔
時間
全てが大切な思い出です。
アイツの人生に報いるためにも
やはり下を向いていてはいけないと
改めて思いました。
アイツの楽しかった人生を
もっともっと開花させて
発展させていくことが私の使命
私の中の長男を
ずっと笑顔にさせていく
俺に任せてくれ。
そして誕生日おめでとう!
これから毎年12月22日は
俺にとって
感謝と決意の日にしていくから
今日は長男の誕生日
家族や友達に愛された
1人の男が生まれた日です。
そして生きてたんですよ…本当に
存在していたんです…
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
はじめましての方へ
よろしかったら
こちらもお読みいただけますと幸いです。
私の新しい人生の出発点です
どうぞよろしくお願いいたします。

