皆様お疲れ様です
先日、リビングにみんながいて
テレビを見ていた時の事です。
テレビでは
桐田明日香さんという方のお話を
放送していました。
2011年
当時小学校6年生だった明日香さんは
学校で駅伝の代表選手選考会があった時に
走り切った後、そのまま倒れてしまい
帰らぬ人となってしまいました。
そしてその時の学校の対応などを教訓に
遺族の方と市の教育委員会が
AEDを活用した救命マニュアル
「ASUKAモデル」を作成
それが今は全国に広がっていて
多くの命を助けている。
というような放送の内容でした。
この放送を見ながら
ふんふん、そうなんだなんて思ってみたり
桐田明日香さんも長男と同じ
「致死性不整脈」で亡くなっていて
やっぱり若い人だと
こういうのが多いんだろうな…
なんて思って見ていました。
そして放送は
桐田明日香さんが倒れた時の様子へ
倒れた後、心停止となった明日香さんは
「死戦期呼吸」という呼吸をします。
これは自発的な呼吸ではなく
呼吸しているように見えるだけのもので
非常に危険な状態のサインなのです。
そこで学校は「呼吸あり」と勘違いして
結果、明日香さんは
生命を落としてしまうのですが
その「死戦期呼吸」の描写が
放送内容よりも私にとっては辛くて
心がギュッとなってしまいました。
実はこの時まで私、
「死戦期呼吸」というものを知りませんでした
死戦期呼吸とは血液中の酵素の反応などで
起こるそうなのですが
しゃくり上げるような呼吸だったり
あえぐような呼吸になるそうで
再現VTRでも役者さんが
そういうふうに呼吸している
シーンが放送されていました。
それでその
あまりにも苦しそうな呼吸が
見ていて辛くなると同時に
長男も夜中
心臓が止まった後
あんなふうに呼吸してたのかな?
なんて考えたら
もうーーーーダメで
久しぶりにでっかい地雷踏んだ!と思って
これはヤバいなぁ……って思ったら
すかさず奥さん
チャンネル変更
でもまた同じチャンネル(笑)
今そのボケいらん!
…とちょっとズッコケましたが
なんとかチャンネルは変わり
心を落ち着かせる事が出来ました。
でもその後から
なんかふとした時に思い出すんですよね
死戦期呼吸……
先日の記事で
あの日の事をもう一度書きたい
なんて言いましたけど
また少し遠のいたような
そんな気持ちです。
あの日の事自体もダメなのに
長男もあんなふうに
苦しんだのかと思うと辛いです…
心に起爆式の爆弾を
またひとつ抱えたかもしませんね
奥さんともチャンネル変更した事について
特に何も話していませんが
あの時きっと同じ気持ちになったのだと
私は思っています。
子供達は気付いていませんでした。
そこについては
それで良かったと思っています。
でもきっと
そこまでリアルに放送する事で
この放送を見た人が
偶然にもそういう場面に遭遇したら
とても役に立つんでしょうね
長男の事があって
どんな生命も亡くなって欲しくはないですが
特に同じ病での突然死は心が痛みます。
そして私の心は
ほんの少し後退したような
そんな気がしています……
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
はじめましての方へ
よろしかったら
こちらもお読みいただけますと幸いです。
私の新しい人生の出発点です
どうぞよろしくお願いいたします。