皆様お疲れ様です。
私、時々変な事を思う時があるんです。
この悲しみから抜け出したい
これは私達遺族にとって
永遠のテーマだと思います。
抜け出したいと思う反面
抜け出していいものか?
もしも抜け出しちゃったら
その後ってどうなるんだろう?
抜け出すという事は
長男に対する
愛情が消えてしまうのではないか?
いや、そんな事はないと思ってはいる
でも、なんだろう
やっぱり私にはずっと
ある程度一定の悲しみが
あった方がいいような?
その方が長男の事を
想い続ける事が出来るんじゃないか
長男への愛を感じるのではないか
そんな事を考える時があります。
なんでそんな事を思ったかと言いますと
以前のブログでも少し書いた事はあるのですが
あまり悲しみを感じていない時に
自分は白状な人間なのではないか?と
思った事があるのです。
だから長男を追い続けるといいますか
苦しくはなるんだけど
長男が生きた証として
この胸の痛みは無くしてはいけない
そんな事を思うんですよね…
それと同時に
今の私の精神状態に
限界を感じる事があります。
もうこれ以上は
この気持ちが和らぐ事は
無いのではないか
一生、この苦しみを
抱えて生きていくのではないか
すごく言ってる事が矛盾してるんですけど
思うんですよねー
長男を喪って
どん底からスタートして
なんとか生活出来るようにはなりました。
楽しい時は笑いもしますし
楽しいなって素直に思います
ご飯だって
最初は何を食べても味がしなかった
お腹も空かなかった
でも今は
美味しいと感じるし
お腹もちゃんと空くんです。
そんなだから
もうこれが限界かな…と
もちろん諦めてるわけでも無いんですけどね
でも多分
今までの感覚でいけば
がむしゃらに生きていて
気付いたら到達していた。
…って感じになると思います。
悲しみの先にゴールテープが
見えてるわけじゃないので
ひたすら走ってて
気付いたらゴールしてた
みたいな感覚になりそうですね。
こんな事を考えてたら
ちょっと、とあるアニメで
似たような事があってですね……
最近アニメネタ多いな(笑)
「宇宙よりも遠い場所」
(そらよりもとおいばしょ)
というアニメを先日見たんです。
見たのは2回目なんですけど
長男を喪ってしまった今
またこのアニメを見たら
気持ちが動くかな?と思って見たんですね
簡単に説明しますと
女子高生4人が南極を
目指すって話なんですけど
4人の主人公のうちの1人のお母さんが
南極観測隊なんですが
3年前に行方不明になるんです。
捜索も打ち切られ
亡くなったとされているんですけど
娘である主人公は諦める事が出来ず
いつか南極に行って
お母さんに会いに行ってやると思っていて
そこから色んな出会いがあって
物語が動き出す…というお話。
少々ネタバレですけど
主人公が南極に着いて
もう少しでお母さんが
行方不明になったであろうポイントの
近くまで来た時に
そこへ行く事をためらうんです。
そこに行ってしまったら
お母さんが死んだという事実を
受け止めなければならなくなる
という理由でためらうんです。
なんかこの主人公の心情に似てるというか
やっぱそうなんだよなーなんて
思って休みの日に最終回まで一気見して
鼻水垂れるくらい泣きました(笑)
と、まあ
話がそれてしまいましたが…
結局は
今くらいの状態っていうのが
今後のベースなのかなーと
なんとなく思っています。
本当の理想は
普段は普通に過ごせて
長男の事を思い出すと
感謝の気持ちで
心が温かくなる。
っていうのが最高なんですけどね!
まーー
難しいかーーー
これも愛なんだもんなぁ~
大切な人を喪った人だけが持つ
また別の愛の形なんでしょうね
なんだかんだ苦しくても
大好きな長男の事だから
仕方ねーなーって感じです
今日も1日踏ん張ろう!
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
はじめましての方へ
よろしかったら
こちらもお読みいただけますと幸いです。
私の新しい人生の出発点です
どうぞよろしくお願いいたします。