皆様お疲れ様です。
仏壇へのお参り…
朝晩のルーティンとして
仏壇へのお参りは欠かせません。
ほんの少しの時間ですが
長男と1対１で向き合う大切な時間
その日の報告や気持ちを伝えたり
時々お願い事をしたり
遺影や写真を見て偲んだり
言わば
私たちの癒しの場所
とてもとても大事な場所です
前にも少し書いた事があるんですけど
仏壇にお参りする際に
必ず言う言葉があります。
長男が亡くなって四十九日法要が終わり
仏壇が設置されてからしばらくは
なんて声をかけて良いか分からず
色々な言葉をかけていたと思います。
でもこれが毎日になってくると
言いたい事や伝えたい言葉が
だんだん固まってきて
ある程度同じ言葉を
ルーティンのように話しかけています。
本当に初期の頃は
「お前はいつも一緒だよ」って
言っていたんですけど
ある時からその続きとして
「○○(長男)大好きだよ」が
追加されました。
またしばらく経った頃
私は家族が毎日無事に帰宅するように
朝：今日もみんなを見守ってね
晩：今日も見守ってくれてありがとう
これを頭につけるようになりました。
晩のお参りの時にまだ帰って来ていない
人がいる場合には
「○○がまだ帰って来ていませんので
引き続きよろしくお願いします」と
付け加えるようになりました。
ここに私的バージョン1.0のようなものが
完成しました。
今日もみんなを見守ってね
(今日も見守ってくれてありがとう…etc)
お前はいつも一緒だよ
○○大好きだよ
これを日々のルーティンとして
約3ヶ月言い続けて来ました
これを1人でゆっくり唱えると
心が落ち着くといいますか
長男と対話をしている気持ちになります。
私としてはこの少しの時間を
誰にも邪魔されたくない訳です。
基本、仏壇のご飯は
朝は奥さんが取替え
晩は私が取替えます。
朝は私の出勤が早い為
取替えずにお線香だけあげます。
晩は私が帰宅して
ご飯を取替え、お線香をあげます
帰ってきて私は
朝のご飯を下げ
仏飯器を洗い
新しく盛り付けます。
それを仏壇にお供えし
ゆっくりと蝋燭に火をつけ
お線香をあげるんですけど
ライターの「カチッ」という音を聞きつけると
バタバタバタっと足音が聞こえます。
奥さんです。
私が着けた蝋燭の火を消して
もう一度着けるのがめんどくさいのか
もったいないのか
それは分かりませんが
必ずと言っていいほど
私のお参りに合わせてやって来ます。
まぁ、それはいいんです
でも
横からの圧がスゴい(笑)
奥さんは
「早くしろ」なんて一言も言ってはない
でも、身体が言っている
(笑)(笑)
なぜなら奥さんは【超】せっかち
それを毎回感じるわけです
だいたい夕飯の支度をしている時が多く
遠くキッチンから
何かを焼いている音が聞こえてるんです。
これは、私が急がないと焦げるやつでは？
チラッと横を見ると
早くお線香をあげたそうな奥さん
結果倍速で唱えないといけないわけです(笑)
またある時は、お燐を2回鳴らし
拝みながら唱えていると
「火、消さないでーーー！」って
今俺、長男に話してるんだけど!?って
仕方なく「んーーーーーー！」と
とりあえず通じたぞ！っていう
メッセージだけ伝えます(笑)
先に奥さんにやらせればいいじゃないか？
そう思って何度か試みたんですけど
結局私が火をつけるか
お燐を鳴らさないと来ないので
上手くいきませんでした。
しかもここへ来て
私のお参り定型文が
2回もアップデート！(笑)
まず、追加されたのは
最後に
「生まれてきてくれてありがとう」を
追加しました。
長男に愛情は伝えていましたが
感謝の気持ちを伝えていなかったなと
思ったので追加しました。
そして更に最近、また最後に
「お前の分も俺が生きてやるからな」
これを追加したんです。
先日の記事
「私のグリーフ」で
辿り着いた新たな境地。
最後のこの一言を
遺影に向かって言うんです
なんなら長男の目を見て
毎回長男に決意表明することで
自分を律することが出来るなと
これは凄く良いと感じました。
なのでなんだかんだ言う事が増えて
今日もみんなを見守ってね
(今日も見守ってくれてありがとう…etc)
お前はいつも一緒だよ
○○大好きだよ
生まれてきてくれてありがとう
お前の分も俺が生きてやるからな
かなり長ーーーーーーい(笑)
でもこれは譲れないのですよ！
でも毎回横からの圧がスゴい(笑)
ホント困る
毎日の私の密かな闘いです……
ちなみに奥さんの仏壇へのお参りは
秒で終ります(笑)
主婦は夕方忙しいということで
丸く収めておきましょう
(笑)(笑)
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
はじめましての方へ
よろしかったら
こちらもお読みいただけますと幸いです。
私の新しい人生の出発点です
どうぞよろしくお願いいたします。