皆様お疲れ様です。



今回は先日書きました

「私のグリーフ①」の続きを

書いていきたいと思います。



4月頃からのまとめになります。



4月に入り

私達親は特に変わりませんが

子供達2人は生活が大きく変化しました。



娘は就職し社会人になり

次男は中学生になりました。



2人とも新しい環境になりましたが

特に大きな混乱なども無く

今日現在まで楽しく過ごせているようです。



ここに関しては本当に良かったと

思っています。



私は長男が亡くなって

1月~3月を過ごしている時に

早く4月になって欲しいと思っていました。



3月までの家族の生活環境は

長男がいた時の生活環境。



そこから突然長男がいなくなって

その環境に違和感を感じながら

毎日を過ごしていました。



なので4月になって生活環境が変われば

そこにはもう長男のいた生活というものが

想像出来なくなる。



それはそれで悲しいんだけど

あえて居ないという環境を作って

そこに慣れていけば

それが新しい生活のスタンダードに

なるんじゃないか?


そうすればこの悲しみから

少しは解放されるかもしれない


そんな事を考えていました。



4月になり

それは本当にやってきました。



子供達2人は忙しそうだし

なんとなく時間薬が効いてきたのか

自然と悲しむ回数が減ってきている



そんな事を実感していました。



私はこのまま普通の生活に

戻っていくのかな?



そんな事すら思っていました。






…でも現実は違いました




まず、長男がいなくなって

悲しいはずなのに

あまり悲しんでいないような感覚になり

そんな自分に違和感を感じ始めました。



泣きたいのに泣けないとか

長男の事を忘れているような時間があったりで



親としてどうなのか?と

軽く自己嫌悪に陥った事もありました。



そんな事を日々考えながら

過ごしていたんですけど



ある日、仏壇の横の遺影を見たら

涙が止まらなくなました。







なんで死んだのか

なんで今いないのか

触れたい

確かめたい

声を聞きたい

伝えたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい

会いたい…………………………










心が壊れたかと思いました。








それから遺影を見る度に

深いため息が出てしまい

あまり遺影を見なくなりました。



何をしていても

何故この場に長男がいないのか



そういう事ばかり

思うようになっていました。



今、冷静に考えてみれば

亡くなった直後の方が

私のメンタルは壊れていたと思いますが



5月頃~6月中頃までのメンタルも

相当壊れていたと思います。



幸い会社に行っている時などは

切り離して考えられたので

楽しく過ごしていましたが


ふとした時などの

オンとオフの切替が起きた時に

とてつもなく大きな悲しみが

波となって押し寄せて

私は飲み込まれていました。



私は生きる意味が見い出せなくなり

無気力になる時間が増えました。



時々仕事中にも無気力は現れて

仕事が思うように進まないなどもありましたが

職場の環境が良かったのもあって

そこまで大きな影響は出ませんでした。



ただ1人になると必ず

長男の死と自らの生について

考えるようになり



自分がこの先どう生きていけばいいのか

道標を失ったような感覚に陥り

気持ちが沈む日が増えました。



またもや答えの無い問題を解いているような

期間がしばらく続いていました。



今思えばブログの記事にも

それは出ていて



5月くらいまでは

比較的明るい話題も多かったと

思うのですが

6月に入ってから

暗い内容だったり

私自身かなり迷子になっている

そんな様子が見て取れたと思います。



この期間は本当に辛かったです。




ブロ友さんも仰っていたけど

亡くなった現実とそれを受け入れる心が

ずっと戦っていて……



私は受け入れたくないからそれが辛くて

でも頭ではもうアイツは帰って来ないって

分かってるんだけど口に出せなくて…




認めたくない自分と分かっている自分




そういう心の葛藤が続いていたんだと思います









そして今、私は戻って来る事が出来ました。




あの辛かった期間を経て

アップデートされた私となって



そして戻って来られたのは

ここにいらっしゃる皆様のおかげ



色々皆様のご意見を頂戴したり

共感していただいたり

皆様のお気持ちをブログで拝見したり

そんな事をしているうちに





ああ、これって自分だけじゃないんだ

みんな同じなんだなって思えてきて









何をウジウジ考えているんだ俺は!と


実は答えなんて

ずっと前から出ていて

しかも自分でも言い続けていたじゃないか!


忘れてんじゃねーーよ!って



自分に喝を入れる事が出来たんです。




長男の死を認めたくないのは分かる

それは今でも同じだし

ある意味一生相容れないと思う。



でもずっと認めないという事は

アイツの生き様まで否定してしまう。



本当は口に出したくないし

認めたくないけど


「アイツは立派に生きた!」

「最高の人生だった!」って


過去形にして言い切ってあげないと

もう辻褄が合わなくなっているし


このままずっとあやふやなまま

俺の心の中でアイツを半殺しのような

状態でいさせるというのも違う。



肉体を持った長男は

立派に人生を生き抜き

存在を魂に変えた。



そういうふうに考えたうえで




さあ! !


では魂となった長男と

どんな楽しい事してやろうか!



どうやったらアイツと

面白おかしく過ごせるだろうか!



いつか再会する時に

俺はどうすればアイツが喜ぶだろうか!






そう考えていく事が

自分の為でもあるし

長男の為でもあるって感じたんです。



改めて色々考えて

1つの答えに辿り着いた…というか

思い出した。



なので今は視界がクリアになりました。





ですがこの先には


夏休み、誕生日、クリスマス

年末年始、祥月命日




危険なポイントがまだまだ沢山あります(笑)



今はいったんモチベーションを

戻す事が出来ましたが

またいつ落ちるか分かりません。



また迷ったら吐き出すかもしれません

また迷子になるかもしれません


でも私は

ここで書き留めた事を胸に

私は歩いて行きます。







いつか再会する時まで。。




最後までお読みくださり

ありがとうございます。










はじめましての方へ

よろしかったら

こちらもお読みいただけますと幸いです。



私の新しい人生の出発点です

どうぞよろしくお願いいたします。