皆様お疲れ様です。



もうすぐ長男が亡くなって

100日が経とうとしています。



100日ってもうおよそ

1年の3分の1なんですよね



あっという間だったけど

この100日を言葉に表すと


この世の不幸を詰め込んだような

地獄のような日々



無気力との戦い



子供達の卒業と新生活


という感じです。


これら全て+‪αがたった3ヶ月くらいに

ギューっと圧縮されて

気持ちのアップダウンもかなりあったので



「疲れたな…」っていうのが

  今の率直な感想



でも

問答無用に世界は動き

季節は変わる



それを日常と呼ぶべきかどうかは

すごく微妙で

日常だと言い聞かせて

日々生きているのが現状



それでも何かはやらなければいけない



そんな感じでしょうか

私の毎日タラー





…話は変わり



昨日は休みだったので

お寺へ行ってきました。



百箇日の法要はやらないと

決めていたので

とりあえずお墓参りだけしてきました。




長男が眠るお墓までの道




道の左右に広がるお墓



私は歩きながら

つい、そこにある墓誌に

目が行ってしまいます。



墓誌に刻まれたお名前や享年を

見てしまうのです。


80歳や90歳を超えた年齢で

亡くなられている方を見ると

羨ましく思ってしまったりします。



自分の事を嫌な奴だなって思います。

比べたって仕方ないのにね



中にはやっぱり若くして

亡くなられている方もいらっしゃって

今日ちらっと見えたのは

24歳の女性の方でした。



亡くなられた日がかなり昔で

どうやら私と年齢が近そうだなと



自分が24歳の時なんか

仕事と遊びと彼女の事くらいしか

考えてなかったなーなんて思ったり



この亡くなられた女性は

どんな人生を送ったのだろう

御家族はどうされているのだろう



勝手に想像して

思いを馳せてしまいます。



私はまだ100日しか経ってないけど

この女性のご両親は

今日まで何年も

どんな気持ちだったのだろうか



自分はこの先

何年も何年も経って

どんな気持ちになっているのだろう



少し不安な気持ちになりました。




その後

今日は天気が良いなー

なんて思いながら道を進み

お墓へ行き

お参りをしてきました。



長男へは「また来たよ!」って

声を掛けてきました。




…話は戻り

百箇日ってどういう意味があるんだろうと

調べてみることにしました。



今の自分とは

ただただ長い道のりを

なんの道標もなく歩くようなもので

ゴールはもちろん

途中の休憩ポイントすら見逃します。



それはもう、ただただ辛い日々です。



法要や節目の意味を知ることは

その道標にあたると思っています。



少しでもそこから気付きや学びがあれば

それを糧に生きていく事ができます。



それで、調べてみたんですけど





百箇日とは


故人は旅立って

49日で無事に極楽浄土へ到着します。

そして仏様となって

新たな一歩を踏み出しているのだそうです。


百箇日は卒哭忌(そっこくき)ともいい

声を上げて泣き叫ぶ「哭」を

卒業する日という意味があるそうです。


つまりは故人はもう仏様として

極楽浄土で新しい生活をしているのだから

この世にいる私達も泣くのをやめて

新しい日々を過ごしていきましょう。


という意味だそうです。



なるほどなって思ったは思いました。



長男が亡くなってから

初めて知った事も色々ありましたが

仏教の遺族が悲しみから

立ち直っていってもらおうとする

プロセスが結構考えられていて

さすが1000年以上続いているには

ちゃんとした理由があるんだなって

思った事もありました。

(機会あれば記事にしたいです)




ですがね…









いや、本気で言ってんのかい?ガーン














100日で泣くのをやめるなんて

はっきり言って無理です!(笑)










仏様も無茶言うわー笑い泣き








まだまだいっぱい泣いちゃうんですけど?(笑)







でも、最後にこう書かれていました



泣くのをやめるというのは

故人を忘れる事ではなく

たくさん思い出してあげる事だと


そして自分の心の傍に留めておく事で

穏やかな日々を過ごしていくようにする



というのが百箇日の意味でした。




ほんとまだまだ泣くだろうし

悲しみは癒えることはありません。







でも仏様とか神様から

「お前も元気出していけよ」って

言われてるような感じがして

背中をポンと押してくれてるのかな?

なんて思いました。







そう言われたら

「じゃあ…やってみるかな?」って

ほんのちょっとだけ

前を向こうかなって思える自分が

いるような、いないような(笑)







色々と思った

暖かくて気持ちのいい

春の1日でした。




最後までお読みくださり

ありがとうございます。










はじめましての方へ

よろしかったら

こちらもお読みいただけますと幸いです


私の新しい人生の出発点です

どうぞよろしくお願いいたします。