皆様お疲れ様です



今回はちょっと突っ込んだ話に

なると思います。


そのため

もしかしたら記事を読んでいただいて

ご不快な思いをさせてしまうかもしれません



もし不快な思いをさせてしまいましたら

大変申し訳ございません。



ただ、私は誰かに対して言いたいとか

広く否定的な事を言いたいなど

悪意的な意図は一切ごさいません

その部分だけはご理解頂けますと助かります



読んでいて嫌だなと思ったり

違和感を感じたら

スルーしていただけますと幸いです。



それではよろしくお願いいたします。





このブログを書いていて

ずっと前から思っていた事といいますか

心配に思ったり

気になっていた事がありました。



よく、アメブロ内で

「同じ境遇」っていう表現をしています。



このよく使う「同じ境遇」ですが

もちろん同じようで同じではありません。

様々なご家庭のケースがあるので

厳密には全然違うと思うんですけど

広くは主に大切な人を亡くした

という意味で同じなのかなと

私は解釈しています。



私の長男は21歳で致死性不整脈により

突然旅立ってしまいました。



当たり前の事なんですけど

皆さんが同じという訳ではなく



年齢が長男よりも若かったり

逆に歳上だったり



男の子だったり

女の子だったり



病気だったり

事故だったり


元気で突然亡くなったり

長い間、闘病をされていたり


同じ突然死でも

誰かといる時だったり

長男のように一人だったり



または亡くなったのが

必ずしも子供という事だけでなく

兄弟、姉妹だったり親だったり

パートナーだったり

祖父母だったり孫だったり

全く違います



そして家族構成も違います



兄弟がいるのかいないのか

両親、祖父母など

人数が全然違います


その方、そのご家庭で

様々なケースがあると思うんです。



そして大切な人を亡くして

辛さと向き合うために

このブログに辿り着いた方って

たくさんいらっしゃると思います。


私ももちろんそのうちの一人です。



向き合い方もおそらく人それぞれで


書いて吐き出したい方

読み漁って共感したい方

またはその両方など


色々いらっしゃると思います。



私は前者の

とにかく書いて吐き出したい


そう思ってブログを始めました。



もちろん書きながら

同じ境遇の方のブログも読ませていただいて

共感したり繋がりを感じたり

していましたが


書き始めの頃は

正直、今ほど心に余裕はなく

他の方のブログを読むという事よりも

自分の吐き出しを優先させていました。



それからしばらくして

少しづつ心の余裕が生まれてきた頃

一つの疑問といいますか不安が生まれました



「私のブログは誰かを

   傷付けてはないだろうか」




書く内容や表現の仕方など

私なりに細心の注意を払いながら

見直したり、書き直したりという事は

開設当初より行ってきました。



自分の書く記事には注意を払っていましたが

その先の読んでいただく方に対しての

配慮が足りてないのではないか?



ずっと薄々と考えていました。



コメントなど

やり取りさせていただいている中で

共感してくださったり

時には長男を想って涙を流してくださったり



その皆様のお気持ちに感謝しつつ

一つ一つの想いを有難く思い

それが私の原動力となり

挫けそうな日々もなんとか

ここまで突き動かしてこられました。



でも、その考えはやはり拭えずにいました。



最近になり私にもようやく心の余裕が生まれ

皆様のブログにも

お邪魔させていただいてる中で



苦しい心の内などを

話されているのを拝見したり



様々なご家庭の事情や

亡くなられた方のケースが

私共と違う事など



多様にあるんだという事を知りました。



どうしても私のブログは

私や長男の性格もあってか

面白おかしく書いたり

出来るだけ前向きに書きたいと

思っています。(違う時もありますが…)



ですのでそういう

様々な違いなどにより


自分のブログは

私の我儘なのではないか?


不快に思われる方もいらっゃるのではないか?


そう強く思うようになりました。



ブログを読ませていただいて

コメントさせていただこうか悩んだ末に

結局なんてお声掛けしていいか分からず

コメント出来なかった時もありました。



一瞬

今書いているブログを辞めてしまおうか

そうも思いましたが


そう考えてしまうと

死別とは関係ない

普通に明るい内容の記事も

否定してしまう事になると思ったので

辞めるというのは違うなと思いました。


ですので今回

一度きちんと自分の気持ちを

書いてみようと思いました。





そもそも私は何のために

ブログを書こうとしているのか


自分に問いました



もちろん皆様との繋がりや

ご縁はとても大切だと思ってます。


ですがブログを書くという事の

根本的な部分での動機は



長男の供養と自身のグリーフでした。



それに冷静に考えてみれば

どんなブログにだって

肯定的な考え方もあれば

否定的な考え方もある


そもそも自分のブログで

全ての方から同意を得ようなんて

私の傲りや慢心以外

何物でもないと思いました。



でも、ブログ全体で考えたら

私のブログが助けになると

仰ってくださる方もいれば

そうはならない方もいらっしゃる

また別の方のブログが

その方の助けになってるけど

また別の方の助けにはなってない


私もまた同じで

どなたかのブログに助けられていても

考え方の違いや、状況の違いにより

そうならない方もいらっしゃる



色々な人がいるから

色々な考え方がある



そもそもブログとは

そういうものなのではないかと思いました。




そして、それで良いと思ったんです。



様々なケースの違いこそあれ

私達に共通している事があります



みんな悲しい経験や思いをしていて

苦しんでいる

そしてもがいているんだと



みんな辛くて倒れそうになっているから

支え合っていけるこの場所が

とても大切な場所なんだと



そして、みんなそれぞれ違うから

どこかでみんなが助け合っている


様々な家庭やケースの違いが

複雑に絡み合って

誰かが誰かを助けたり

助けられたりしている


色々な考え方があるという事が

良い作用をもたらしていて


そういうコミュニティが

ここには形成されている


そう思いました。



いかりや長介さんの

ドラマでの有名な名言に

「弱いものが手を取り合い

   生きていく社会こそが素晴らしい」

とありますが


まさにここはそうなんだと思います。


きっと今、私と繋がってくださっている方の

ほとんどの方が何かしら弱っているのでは

ないでしょうか、私もそうです。


なので私もどなたかのブログを読んで

力をいただいたり、共感したりして

日々の糧にしていきたい。


逆にもしも私がブログで

何かを発信する事によって

共感していただいたりしていただけたら

こんなに嬉しい事はありません。


ですので

需要は非常に少ないかとは思いますが

まずは長男と自身の為、


そしてどこかで私のブログを

読んでくださっているどなたかの為、


これからもブログを

書いていきたいと思います。



長男の事を想って面白おかしく

書いてしまうことは

これから先もあるかと思いますが

よろしかったらお付き合いください。



みんなで助け合える

優しい世界がここにはあると思います。


長々と偉そうな事を書いてしまい

申し訳ございませんでした。


今後ともどうぞ

よろしくお願いいたします。



最後までお読みくださり

ありがとうございます。










はじめましての方へ

よろしかったら

こちらもお読みいただけますと幸いです。


私の新しい人生の出発点です

どうぞよろしくお願いいたします。